医学部受験、歯学部受験を目指す現役生の皆さん
は、夏休みは自分の勉強に集中出来る貴重な期間
になります。問題は、「何をやるか?」です。
普段は高校の授業があって、やりたいこともなか
なか出来ないと思います。そんな、「やりたくても
やれなかったこと」をやれるのが「夏」です。
「数学の苦手分野をやり直す」「英単語を一気に
仕上げる」など、自分が「やらなければならない」
と感じていることを進めて下さい。
それらをしっかり進めることとは別に、この夏に
やってもらいたいことがあります。それは「志望
校の過去問を解いてみる」です。
ここでいう「過去問」は一般選抜の過去問です。
解ける必要はありません。「解いてみる」ことが
重要です。
「いや、推薦入試(学校推薦型選抜)を受けるの
で、一般選抜の過去問は後回し」と思うかもしれ
ません。
推薦入試の合格に向かって頑張るのはいいのです
が一般選抜を受ける可能性も、考えておかなけれ
ばなりません。
問題そのものの難易度は、一般選抜が最も高く
なります。一般選抜の問題が「ゴール」です。
夏の間に医学部、歯学部の過去問を解くことで、
「最終的には、どのレベルの問題が解けるように
なればいいのか」が分かります。
これが分からないまま勉強を進めると、必要の
無いことまでやってしまう恐れがあります。
自分のゴールをしっかり理解するために、夏の
間に志望校の一般選抜の過去問を解いてみて下
さい。