夏休みに入って、勉強にも力が入っているところ
だと思います。力が入るのはいいのですが、今の
自分は何をやるべきか、は意識してください。

一人ひとりの現状の学力が違いますので一概には
言えませんが、多くの受験生のみなさんにやって
もらいたいことは、「典型問題の仕上げ」です。

ここで言う典型問題は、問題集の基本例題に出て
くるような「よくある問題」です。

医学部受験、歯学部受験を意識すると、どうして
もいわゆる「入試レベル」の問題に取り組みたく
なると思います。受験生としては、典型問題より
難易度がアップした問題をやりたくなると思いま
す。

確かに医学部入試、歯学部入試の当日は「入試
レベル」の問題も解けるようになっていたいもの
です。

しかしそれは「入試当日」の話です。けして「今」
ではありません。医学部受験、歯学部受験の一般
選抜は、来年です。まだ、時間は残されています。
焦りは禁物です。

医学部受験、歯学部受験の試験当日、多くの受験
生が解いてくる「典型問題」を落としていては、
合格は遠のきます。まずは、「よくある典型問題」
を固めることが大切です。

学校推薦型選抜で出題される問題は、一般選抜に
比べれば易しめの問題になります。年内に行われる
医学部、歯学部の学校推薦型選抜や総合型選抜を受
けるにしても、今は典型問題を仕上げることが重要
です。

もちろん、「そこは大丈夫」という受験生は一段
難しい問題に取り組んで下さい。

「今、自分がやるべきことは何か？」を考えた
勉強を進めること重要です。

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