医学部入試

医学部医学科の男女別合格率を文部科学省が発表

文部科学省は10月4日、「令和4年度医学部(医
学科)の入学者選抜における男女別合格率」を発
表しました。

東京医科大学の医学部不正入試をきっかけに、「男
女差別」、「年齢差別」などの医学部の不適切入試が
社会的な問題となりました。これを受けて2018
年、文部科学省は全国の医学部入試を調査して、
調査結果を公表しました。以来、文部科学省は4年
連続で「医学部の男女別合格率」を発表しています。

令和4年度(2022年度)の、各大学医学部医学
科の男女別受験者数を合格者数で割って、男女別の
合格率を算出しています。

2022年度国公私立の医学部受験で、男子の合格
率は14.2%、女子の合格率は13.1%で男子の合格率
が女子を上回りました。前年の2021年度入試で
は男子の合格率13.5%、女子の合格率13.6%と僅か
ながら女子の合格率が男子の合格率を上回っていま
した。

文部科学省が発表する「男女別医学部合格率」には、
医学部受験の男女別受験者数、合格者数、合格率、
入学者数が大学別に記載されています。ちなみに、
東京大学理科Ⅲ類の男女別合格率は男子28.9%、女
子29.5%と、女子が男子を上回りました。

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