昨日は文部科学省が１０月４日に発表した「医学
部の男女別合格率」についてお伝えしました。男
子の合格率が女子の合格率を、やや上回っていま
した。

前年は、女子の合格率が男子の合格率を上回って
いましたが、２０２２年度医学部入試では男子が
女子を上回りました。

文部科学省発表の「医学部の合格率」は、男女別、
大学別で発表されています。男女の合格率を国立
大学医学部、公立大学医学部、私立大学医学部で
分けて見てみましょう。

国立大学医学部の男子の合格率は33.2%、女子の
合格率は29.9%でした。公立大学医学部では男子
の合格率は39.1%、女子の合格率は32.5%と国立
大学も公立大学も合格率は、男子が女子を上回り
ました。

私立大学医学部の合格率を見ると、男子の合格率は
10.1%、女子の合格率は9.8%とわずかですが男子
の合格率の方が高くなっています。

合格率を男女別に見ると、国立大学医学部も公立大
学医学部も私立大学医学部も全て男子が女子を上回
っています。

それ以上に注目してもらいたいのは、国公立と私立
の合格率の差です。私立医学部の男女を合わせた全
体の合格率は10.0%、国立医学部は31.9%、公立医
学部は36.6%でした。

国公立医学部と私立医学部の合格率には大きな差が
あります。ここにも注目してください。

＊オンライン個別について詳しくはこちらから＊