就職試験でのWEB適性検査での替え玉受験につい
てお伝えしました。私は企業も「替え玉受験はある」
と考えていると思います。
オンラインでの検査で、本人確認はIDとパスワード
ですから、別人がIDとパスワードを教えてもらって
入力しても企業には分かりません。当然、企業側も
このことを認識していると考えるのが普通でしょう。
企業側もこのオンライン適性検査では、「面接する必
要なし」の志望者を見つけることを目的にしていると
思います。その後の就職試験の合否には全く影響しな
いと思います。
さて、医学部受験や歯学部受験では替え玉受験はあり
得ません。厳密に本人確認を行います。ただ、「これは
どうなのか?」と思うこともあります。
それは、「出願書類」です。
例えば、金沢医科大学医学部総合型選抜(AO入試)
では、自己推薦書に60点の配点があります。筆記
試験は5科目で200点ですから1科目40点の計
算になります。数学や英語より高い配点が自己推薦
書についています。
この自己推薦書は、「本人自筆」ではありますが、
誰かが書いた物を写すことも可能です。そうでない
にしても、誰かに添削してもらったものを書くこと
も可能です。全く自分一人の力で書いた物か、誰か
に添削してもらった物か、誰かに書いてもらった物
か、大学は分かりません。
ここ3年は毎年、私が担当する生徒が金沢医科大学
AO入試に合格していますが、私が「金沢医科大学
から高い評価をもらえる自己推薦書のコツ、面接の
コツ」を知っていることも影響しているかもしれま
せん。
こういったことに「どうなんだろう?」という気持
ちから、メルオン(メルリックスオンライン)を
立ち上げました。地方の受験生でも不利にならない
ようお手伝いをしています。面接指導は無料で行っ
ていますが、「情報がない」と嘆く受験生の、少し
でも力になれればと考えています。