明日は数少ない西日本の私立歯学部、大阪歯科大学
で学校推薦型選抜が行われます。大阪歯科大学歯学
部学校推薦型選抜は、大きな変化がありました。
これまで大阪歯科大学歯学部の学校推薦型選抜は、
「合格した場合は必ず入学する」という条件の付い
た「専願制」でしたが、今年から入学を辞退するこ
とも可能な「併願制」なりました。
歯学部受験を考える際には、多くの受験生は学校推
薦型選抜、推薦入試を考えます。これまでは、大阪
歯科大学歯学部の推薦入試を受験すると、他の歯学
部の推薦入試を受けることは出来ませんでした。
それが今年は推薦入試で、大阪歯科大学と他の歯学
部を併願することが可能になりました。例えば、東
京歯科大学と大阪歯科大学の両方の推薦入試を受け
ることが可能になりました。
しかも、大阪歯科大学の歯学部推薦入試の試験日は、
東京歯科大学、昭和大学歯学部、日本大学歯学部、
日本歯科大学生命歯学部といった私立歯学部人気校
の推薦入試とは試験日が重なりません。併願しやす
い試験日程です。
昨年は87名だった大阪歯科大学歯学部学校推薦型
選抜の志願者は、大きく増えるでしょうか?
私は、志願者は増えると思いますが大きく増えるよ
うなことは無いと考えています。
西日本の歯学部受験生で、東京歯科大学や昭和大学
歯学部などを第一志望とする受験生の多くは大阪歯
科大学も併願すると思います。昨年までは出来なか
ったことです。
しかし、東日本の歯学部受験生はそれほど反応し
ないように思います。志願者が昨年の5割増しで
すと130名を超えますが、そこまでにはならな
いと考えています。
ちなみに、東京歯科大学推薦の志願者は公募
75名、指定校28名の合計103名だった
ようです。昨年の147名から大きく減りま
した。
これは、慶應義塾大学との合併が無くなった
ことが大きく影響しています。