私立医学部受験、私立歯学部受験は年明けに行われる一般選抜(一般入試)だけではありません。
私立医学部も私立歯学部も、11月、12月には一般選抜に先駆けて学校推薦型選抜(推薦入試)、総合型選抜(AO入試)が実施されます。
例えば、東京慈恵会医科大学を第一志望として考えている受験生であれば、東京慈恵会医科大学の入試は一般選抜しかありませんから、「医学部の推薦・AOは受けない」という選択もあるでしょう。
ただ、志望校が学校推薦型選抜や総合型選抜を実施しているならば、一度はきちんと検討してみることをオススメします。
医学部受験生の中には、「医学部ならどこでもいい」という受験生も少なくありません。
こういった受験生であれば、なおさら推薦・AOの受験を検討してもらいたいものです。
「学校推薦型選抜や総合型選抜を必ず受けるべき」とまでは言いませんが、「受ける・受けない」は別として、医学部や歯学部の学校推薦型選抜や総合型選抜を検討してもいいと思います。
夏休み中は、いつもに比べて多少時間に余裕があるでしょうから夏休み中に検討を進めるといいでしょぅ。
特に私立歯学部受験では全ての私立歯学部で学校推薦型選抜を実施していますので、ぜひ一度は学校推薦型選抜の受験を検討するといいでしょう。
医学部や歯学部の学校推薦型選抜や総合型選抜を検討する際には、「自分に合った試験か?」を考えて下さい。
そのためには、試験内容を知ることです。
試験科目はどうなっているか?
各科目の配点はどうなっている?
数学の出題範囲は、どうなっているのか?
理科は、「基礎」だけなのか?1科目なのか、2科目なのか?
現役生のみか、浪人生も受けてくるのか?
面接はグループなのか個人なのか? 個人ならMMIなのか? どういった面接になるのか?
こういったことを調べてみるといいでしょう。
過去問があればいいのですが私立医学部、私立歯学部の推薦・AOでは過去問が公表されていないこともよくあります。
そんな時は、「高校や通っている塾・予備校に受験者報告が無いか?」を確認してください。
それでも分からなければ私立医学部受験、私立歯学部受験に詳しい塾や予備校に問い合わせてみて下さい。
詳細までは教えてくれなくても「こんなレベルの問題が出ている」、「小論文はこういった出題」、「面接では、こういったことが聞かれる」くらいは教えてくれるはずです。
もちろん、オンライン個別指導のメルオンでも、お教えいたします。