連日、危険な暑さが続く中、今日から8月に入りました。
医学部受験、歯学部受験に向けて、猛暑に負けずに頑張る受験生の皆さん、ここまでの「夏」は予定通りですか?
それとも、予定とは違っていますか?
8月に入りましたので、このタイミングで一度、ここまでの「夏」を振り返ってみましょう。
そして、残された「夏」で自分の勉強に使える時間を考え、計画を修正するなら修正してください。
多くの受験生は、過大な計画を立てがちです。
ここまでを振り返って、「詰め込み過ぎの計画」だと思えば充実した「夏」にするために、ここから残された「夏」の時間でやるべきことを絞り込んで下さい。
あれもこれもと手を広げて、終わってみれば「これをやった。やり切った」と言えるものが無いようなことは絶対に避けて下さい。
この時期にやるべきことは、よほど優秀な受験生で無い限り「基本を固める」ことです。
秋以降の飛躍に向けての地盤作りの時期です。
実際の医学部入試、歯学部入試で「基本的な問題」を落としていては勝負になりません。
学習習慣が十分ではない受験生は、「夏」の間、規則正しく勉強を続けることが今後の伸びにつながります。
「夏」の間に、「勉強体力」を養って下さい。
ここまでを振り返って、「思った以上に進んでいる」と感じたら、もう少し頑張るために何をやるのかを考えて下さい。
ただし、これまでの計画に上積みするわけですから、あまり多くを追加しないようにして下さい。
せっかくの初期計画が崩れてしまっては、意味がありません。
医学部や歯学部の学校推薦型選抜(推薦入試)や総合型選抜(AO入試)を受けるにしても、まだ時間はあります。
世間はお盆休みもありますが、お盆休みでペースを崩さないことも大切です。
先を急がず、志望校合格に向け自分がこの時期に本当にやるべきことを、しっかりと一歩一歩、こなしていって下さい。
医学部受験も歯学部受験も、長期戦になります。
迷うこともあるかもしれませんが、ひた向きにやるべきことに取り組んで下さい。