帝京大学医学部の1次試験が明日、25日(木)から27日(土)まで3日間続きます。
帝京大学医学部のボーダーライン偏差値は河合塾が65,駿台予備学校が55としています。
河合塾と駿台予備学校の「帝京大学医学部の偏差値」に差があるのは、「河合塾のボーダーラインは合格可能性50%、駿台予備学校のボーダーラインは合格可能性60%」ということが、まずあります。
また、河合塾の全統模試と駿台予備学校の駿台模試では、受験者層に違いがあることにもよります。
帝京大学医学部一般選抜は英語が必須で、英語の他に化学、物理、生物、国語から2科目を選択して解答する、300点満点の3科目入試になります。
過去3年の繰り上げ合格者を含めた合格最低点は昨年が211点、2年前が202点、3年前が211点となっています。
とりあえず7割、210点を確実に取って、そこから少しでも積み上げて行けばいいでしょう。
あくまで3科目合計での話ですので、7割取れない科目があっても他の科目で挽回すれば問題ありません。
1次試験は最大3回、受験することが出来ます。
もし3日とも受けたら、3日間それぞれの日の合計点で最も高い日の得点が自分の得点になります。
1日目、2日目が上手く行かなくても、3日目でしっかり点を取れればいいので最後の日まで全力投球をして下さい。
帝京大学医学部の1次試験は1月27日(土)が最後の日となりますが、1次試験合格者の発表は、中2日後の1月30日(火)に行われます。
帝京大学医学部の解答方式は記述式になります。
川崎医科大学のように、マーク式なら合格発表までの時間が短くなるのは分かりますが、「1日、2000人以上が受験する記述式の試験で、中2日で発表」は、ものすごい早さだと思います。
帝京大学の方に「なぜ、そんなに早く合格発表が出来るのですか?」と聞いたことがあります。
その答えは、「たくさんの人数で採点するから」というものでした。
多くの人数で一斉に採点するということは、「作問者が作った解答と一致するものだけが正解となる」ということになりますので、部分点などは期待できません。
「言ってることは同じ」も通じないでしょう。
答案作成に当たっては「帝京大学医学部入試では、厳密な解答が求められる」と考えて
ください。
帝京大学医学部の英語は、試験時間60分で大問4題が出題されます。
60分で解けない量だとは思いませんが、問題を解く順番も考えておくといいでしょう。
文法問題は基本的な問題が多いので、ここから解き始めるといいと思います。
帝京大学医学部の化学は、「よくある問題」が中心になります。
もちろん、簡単ではない問題も入ってきますが満点は必要ありませんので、解ける問題を確実に解くことを意識してください。
「帝京大学医学部で国語を選択すると合格出来ない」という話を聞くことがありますが、そんなことはありません。
国語でも合格します、しています。
単純に合計点で合否が判定されますので過去問を解いて、「自分は国語の得点が高い」ということであれば、自信を持って国語を選択してください。
帝京大学医学部入試は必須の英語に加え、2科目を選択します。
「どの科目が有利か?」と悩む必要はありません。
単純に「自分が高得点を狙える2科目」を選択してください。