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今、この時期が受験生にとって一番苦しい時期です。

医学部受験、歯学部受験に向かって受験生の皆さんは、4月あるいはそれ以前から、頑張って来たと思います。

「夏」も連日の猛暑の中、医学部合格、歯学部合格に向けて頑張って来たと思います。

 

そんな医学部受験生、歯学部受験生の心の中に「あきらめ」の気持ちが芽生え始める可能性のある時期になりました。

今が一番、苦しい時期です。

 

受験勉強は、やればすぐに効果の出るものではありません。

地道な継続が、どうしても必要です。

 

4月には、自分の成績の大きな伸びに期待して受験勉強にも力が入っていたと思いますが、自分の期待ほど成績の伸びが見えないと気持ちが揺らいできます。

特に「夏にあんなに頑張ったのに、伸びが感じられない」と感じることがあれば、「もう無理なんじゃないか」と思うのも仕方ないことかもしれません。

 

現役生は未修部分が減っていきますが、それが自分のものになるかは別の話です。

「やってもやっても追いつかない」、「これじゃあ到底、間に合わないと感じるかもしれません。

 

浪人生は、「模試の成績が下がってる」と感じるでしょう。

現役生は未修部分が少なくなっていきますし、習熟していって受験生らしくなっていきますので、浪人生の成績は下がっているように見えます。

 

そして、共通テストの申し込みが始まる時期になりました。

高校や塾、予備校で共通テストの受験案内が配られていますので、入試が近づいていることを感じる時期になりました。

医学部や歯学部の学校推薦型選抜(推薦入試)や総合型選抜(AO入試)を目指す人は、目の前の入試に集中できますが、医学部・歯学部の一般選抜(一般入試)だけを考えている受験生は、あきらめの心が芽生える可能性がります。

 

医学部受験、歯学部受験に向けてここが踏ん張りどころです。

 

医学部や歯学部の一般選抜、共通テストは年が明けてからになります。

まだ時間は十分にあります。

「今の学力、今の成績」ではなく、「医学部入試、歯学部入試当日の学力」です。

 

これまでの頑張りが学力の強固なベースとなります。

 

心が揺れることがあるかもしれませんが、しっかりと前を向いてください。