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私立歯学部の学校推薦型選抜(推薦入試)の合格発表が続いています。
私立歯学部の学校推薦型選抜の合格発表は、「受験者本人に郵送で通知」とする大学が多く、合格発表の日から通知が届くまでに多少、時間が掛かる場合もあります。

オンライン個別指導メルオンでは今年も東京歯科大学、昭和大学歯学部、日本歯科大学生命歯学部、日本大学歯学部、大阪歯科大学などに合格した生徒達からの報告が届いていますが、更に増えると思います。

一方で、「私立歯学部学校推薦型選抜で合格することが出来なかった」という受験生やご家族からのお問合せ、ご相談もあります。
歯学部の推薦で上手く行かなかった方が共通して心配なさるのが、「推薦で合格出来なかった受験生が、一般選抜で合格出来るのか?」ということです。

結論から言うと、「全く心配はいらない。一般選抜で十分に合格出来る」です。

「推薦で受からなかった受験生が、本当に一般で受かるのか?」と疑問に思う方も少なくないでしょう。
昨年のメルオン生では、一般選抜で東京歯科大学に合格して東京歯科大学に進学した生徒は3名、昭和大学歯学部も1名が一般選抜で合格して、昭和大学歯学部に進学しています。
日本歯科大学生命歯学部への進学者のうち1名は、一般選抜での合格者です。

こういった実績を見ても、「推薦がダメでも、一般で合格出来る」ことが分かると思います。
歯学部受験生や保護者の方は、「なぜ一般選抜で受かるのか?」と思われるかもしれませんが、その理由は明確です。

私立歯学部受験を考える際に、ほとんどの受験生は学校推薦型選抜(推薦入試)や総合型選抜(AO入試)を考えるでしょう。
昨年の例で言うと東京歯科大学学校推薦型選抜では58名が合格して、日本歯科大学生命歯学部は71名が合格しています。
また、大阪歯科大学でも51名が学校推薦型選抜で合格しています。

私立歯学部受験では成績上位者は学校推薦型選抜で合格することが多いので、一般選抜には強敵が非常に少なくなります。
私立歯学部の一般選抜では成績上位層が抜けますので、学校推薦型選抜の受験者層とは、かなり違った受験者層になります。
ですから、仮に推薦入試が上手く行かなくても一般入試では十分に合格することが可能となります。

気持を立て直して私立歯学部一般選抜に向けて頑張る受験生の皆さんに、必ずやってもらいたいことがあります。
それは、「何が足りなかったのか、これまでの勉強を振り返ること」です。

私立歯学部を目指す受験生の方と話していると、「どうしてそんな難しいことをやっているの?」と思わされることが非常に多くあります。
高校や塾・予備校の先生も本人も「難し目のことが出来なければ歯学部は合格出来ない」と思っているようですが、そのことが足を引っ張っています
数学で言えば青チャートを必死でやっている受験生が多いようですが、おススメしません。。

歯学部入試で満点はいりません。
必要なのは、合格点です。
志望校の入試で確実に合格点を取るための勉強を進めて下さい。

受験勉強は時間との戦いでもあります。
私立歯学部入試で「出ない」問題をやっている時間はありません。
残された時間は多くありませんので、「合格点を取るために必要なこと」に絞って勉強を進めて下さい。
きっと、いい結果が待っています。

なお、「どういう勉強を進めればいいのか分からない」、と言う方は、いつでもお声掛けください。
オンラインでご相談に乗らせていただきます。