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杏林大学医学部と川崎医科大学で1次合格発表、面接ではこれが聞かれる

目 次
1,杏林大学医学部と川崎医科大学で1次試験合格者の発表、
2,杏林大学医学部の1次試験合格者
3,川崎医科大学の1次試験合格者
4,杏林大学医学部の2次試験は小論文と面接
5,川崎医科大学の2次試験は面接のみ

1,杏林大学医学部と川崎医科大学で1次試験合格者の発表、

1月23日(木)に1次試験を行った杏林大学医学部と1月26日(日)に1次試験を行った川崎医科大学で1次試験合格者の発表がありました。
どちらの大学も受験生が自分の合否をサイト上で確認する方式ですので1次試験合格者数は不明です。
杏林大学医学部と川崎医科大学の過去の1次試験合格者を見て行きましょう。

2,杏林大学医学部の1次試験合格者

昨年の杏林大学医学部の1次試験合格者は地域枠を含めて694名でした。
受験者は2870名でしたので、4.1人に一人が1次試験に合格した計算になります。
2次試験を終え、正規合格となった受験生は218名でしたが、繰り上げ合格者については公表されていません。

一昨年の1次試験合格者は691名、正規合格者は218名で正規合格者は昨年と同数でした。
3年前の1次試験合格者は一昨年(2年前)と同数の691名、正規合格者は194名でした。

杏林大学医学部は1次試験合格者数も正規合格者数も毎年、ほとんど同じです。
今年の1次試験合格者数も690名程度だと思われます。

3,川崎医科大学の1次試験合格者

昨年の川崎医科大学1次試験合格者数は408名、一昨年は403名、3年前が368名でした。
今年の1次試験合格者は恐らく400名程度ではないかと思われます。

昨年の川崎医科大学の受験者は1223名で1次試験合格者は408名でしたので、受験者3人に1人が1次試験に合格したことになります。
2次試験を終えての正規合格者は、昨年が101名、一昨年が67名、3年前が106名でした。
正規合格者数は年によって違いがあります。
また、繰り上げ合格者数は公表されていません。

4,杏林大学医学部の2次試験は小論文と面接

杏林大学医学部の2次試験は小論文と面接になります。
杏林大学医学部の小論文は60分、800字で「言葉」が与えられて、それについて自分の考えを書きます。
与えられる「言葉」ですが昨年は、1日目が「内面と外見」、2日目が「信じる」でした。
また一昨年は、1日目が「愚直であること」、2日目が「幸福であること」でした。
例年、医療とは直接関係のない「言葉」が与えられますが、受験生の中にはなんとか医療に関係付けようとする人がいるようですが、考えすぎです。
強引に医療に関係付けようとすると小論文全体の流れがおかしくなりがちです。
余計なことを考えずに、素直に書くのが一番です。

杏林大学医学部の面接は面接官2名による、個人面接になります。
小論文の前に、部活や自己PRなどを聞かれるアンケートの記入が求められますが、アンケートに書いたことへの質問もあります。
答えにくいことは書かない方がいいでしょうし、小論文が終わればアンケートの内容を思い出しておくことをおススメします。

昨年の杏林大学医学部の面接では、「医学部志望理由」、「杏林大学志望理由」、「入学後にやりたいこと」、「将来の夢」の他に、「リーダーシップはあるか?」、「挫折の経験は?」といったことも聞かれています。

一昨年は、「杏林大学医学部をもっとよくしたいが、直した方がいい点は?」と聞かれてもいます。
この質問への答えを言えるのなら言ってください。
言えない受験生の方が多いと思いますが、そんな時は「すみません。急には思いつきません」と答えてください。
黙りこくのはよくありませんので、「分からない」、「思いつかない」など、何か言ってください。

杏林大学医学部の面接官の雰囲気は悪くなく、しっかりと受験生の話を聞いてくれますので、落ち着いて自信を持って答えてください。

5,川崎医科大学の2次試験は面接のみ

川崎医科大学の2次試験では面接のみが行われ、一般枠の面接には100点の配点、地域枠の面接には150点の配点が付いていますので、他大学以上に準備が必要となります。

小論文は、1次試験の時に書いていますが2次試験の合否判定の際に使われます。
面接で小論文で書いたことを聞かれるかもしれませんンおで、念のために小論文で書いたことを思い出しておいてください。

川崎医科大学の面接は、面接官3名による個人面接になります。
面接の前に併願校や共通テストの点数などを聞かれるアンケートの記入があります。
これは事務方が使うものですので、併願校など正直に答えてください。

川崎医科大学の面接は総じて柔らかい雰囲気の中で行われますので落ち着いて答えてください。
昨年、一昨年で聞かれたことは医学部の面接ではよく聞かれるようなことが、ほとんどでした。
「コミュニケーション」についても聞かれていますが、「十分なコミュニケーションを取るために重要なことは?」、「短い時間しかない時のコミュニケーションの取り方は?」など、コミュニケーションについて少し踏み込んだ質問もされています。

また、1年次は寮生活になりますので寮生活についても聞かれます。
「ルールを守って、仲間と助け合います」といったことを言えれば問題ありません。

なお、メルオンでもオンラインでの面接指導を行っていますので、お気軽にお申し付け下さい。
このブログの「質問」から「面接指導希望」としていただいても結構です。