目 次
1,川崎医科大学一般選抜の正規合格者は100名
2,地域枠も合格発表。一般枠の繰り上げ合格は?
3,川崎医科大学が「私立医学部で一番易しい大学」とされる2つの理由
1,川崎医科大学一般選抜の正規合格者は100名
1月26日(日)に1次試験、2月3日(月)、4日(火)に2次試験を行った川崎医科大学で一般選抜(一般入試)の2次試験合格者の発表がありました。
川崎医科大学の合格発表は、受験生本人が川崎医科大学のサイトにアクセスして合否を確認しますので2次試験合格数は分からないのですが、川崎医科大学は杏林大学医学部と同じように合格者の受験番号を学内に掲示します。
合格者の受験番号一覧表を私が直接見たわけではないのですが、インターネット上にある「川崎医科大学一般選抜合格者」の写真を見ると、今年の2次試験合格者は100名だったようです。
「2025年度一般選抜(第二次試験)合格者」の掲示には、受験番号4008から4966までの100人の受験番号がありました。
受験番号から考えると今年の川崎医科大学一般選抜の志願者は、1000人程度だったと思われます。
2,地域枠も合格発表。一般枠の繰り上げ合格は?
今日の合格者の発表では一般枠の他に岡山県地域枠10名、静岡県地域枠10名、長崎県地域枠6名の合格者も発表になっています。
川崎医科大学一般選抜の昨年の正規合格者は101名でしたが、一昨年の正規合格者は67名でした。
過去2年の正規合格者数に大きな違いがありましたので、今年の正規合格者数に注目していましたが100名と昨年と変わらない正規合格者数でした。
川崎医科大学では、一般選抜の繰り上げ合格者数を公表していません。
特に掲示があるわけではありませんので、残念ながら繰り上げ合格については何とも言いようがありません。
3,川崎医科大学が「私立医学部で一番易しい大学」とされる2つの理由
河合塾や駿台予備学校の「医学部の偏差値ランキング」を見ると、ここのところ川崎医科大学の「偏差値」は私立医学部で最も低くされています。
川崎医科大学は、「私立医学部で一番易しい大学」という認識が受験生の間でも広まっていると思います。
川崎医科大学の偏差値が低くなる理由として大きく2つ考えられます。
1つは「学費の高さ」です。
川崎医科大学の6年間の学費は4740万円で、私立医学部で最も高い学費となっています。
やはり、このことから川崎医科大学の受験を回避する受験生が多いようです。
もう1点、「試験会場が岡山県倉敷市の川崎医科大学キャンパスにしかない」ということが挙げられます。
連日、私立医学部一般選抜が続く中、川崎医科大学を受験することになると「移動」で悩むことになります。
一般選抜1次試験を受験するため倉敷市まで行くことは、近隣の受験生を除いて多くの受験生にはなかなかハードルが高くなります。
このことからも川崎医科大学の志願者は少なくなりがちです。
大学の内容に問題があるわけではなく、「学費」と「試験会場」が和崎医科大学の「偏差値」を低くしています。