１，東京女子医科大学の１次試験合格者は前年より５５名少ない３３３名

１０６８名が志願し２月１日（土）に１次試験を行った、東京女子医科大学医学部で１次試験合格者を発表しました。

今年の１次試験合格者は昨年より５５名少ない３３３名でした。

東京女子医科大学医学部の２次試験は２月１５日（土）と１６日（日）に設定されていて、１次試験合格者がどちらの日に２次試験を受けるかは、出願時に受験生が希望を出します。

今日の１次試験合格者の発表では合格者の受験番号が、２次試験を２月１５日（土）に受ける２０７名と、２月１６日（日）に２次試験を受ける１２６名の２つに分けて発表されています。

これを見ると、２月１５日（土）に２次試験を受験することを希望した受験生が多いことが分かります。

実は東京女子医科大学医学部の２次試験が行われる２月１５日と１６日は他の医学部の２次試験日にもなっています。

２，２次試験日は５校の医学部が重なっている

２９２５年度　私立医学部２次試験日程

２月１５日と１６日は、それぞれ４校の医学部２次試験日となっています。

２月１５日を希望した受験生が多かったということは、東京女子医科大学に出願した受験生は「１５日に女子医の２次試験、１６日に埼玉医科の２次試験」と考えた受験生が多かったのではないかと思います。

また、「１５日に女子医、１６日に聖マリアンナ」と考えた受験生も少なくなかったと思います。

ここまで２次試験日が重なることは、滅多に無いことです。

東京女子医科大学、聖マリアンナ医科大学、昭和大学、東京医科大学、埼玉医科大学の５校の医学部１次試験全てを受けることは可能でした。

５校の医学部全てではなくても、３校ないし４校の医学部入試を受けた受験生は少なくなかったと思います。

３，東京女子医科大学の２次試験日は変更可能

受験生は２次試験日をどうするか大いに迷ったと思います。

１次試験の結果を見て、「ああしておけば良かった」と思う受験生もいるのではないでしょうか？

こんな受験生のために、東京女子医科大学では医学部の２次試験日の変更を認めています。

明日、２月９日（日）の１５時までにメールで東京女子医科大学に２次試験日程の変更を連絡すれば、２次試験日の変更を認めてくれます。

東京女子医科大学と東北医科薬科大学医学部、東邦大学医学部以外の私立医学部入試では２次試験日程の変更は認められていませんので、この３校の対応は受験生にとって、ありがたい対応と言えるでしょう。

４，東京女子医科大学の2次試験は個人面接のみ

東京女子医科大学医学部の２次試験は、面接官３名による個人面接のみになります。

出願時に提出した「志望理由書」と「自己評価書」から聞かれることが多いので、「志望理由書」と「自己評価書」から、何を聞かれてもいいように準備をして下さい。

過去３年の東京女子医科大学一般選抜では正規合格者と繰り上げ合格者を合わせた「総合格者」は、昨年が１０４名、一昨年が１１９名、３年前が１２５名でした。

年々、２次試験合格者数が減っているのは気になるところですが、１次試験合格者の皆さんは出来る限りの準備をして、「女子医の２次試験」に臨んでください。