歯学部入試

【2026年度最新版】私立歯学部 共通テスト利用入試ボーダー一覧|歯学部受験のプロが徹底解説

私立歯学部の共通テスト利用入試は、
「何%取れていれば合格できるのか」
「ボーダーを超えていれば安心なのか」
と、多くの受験生・保護者が疑問を抱きやすい入試方式です。

特に2026年度入試では、
私立歯学部の共通テスト利用ボーダーが
80%から30%台まで大きく分かれており
単純に数字だけを見て合否を予想するのは非常に危険です。

今回のブログでは、河合塾が公表している
2026年度 私立歯学部 共通テスト利用入試ボーダーライン一覧を最後に掲載し、それをもとに、昭和医科大学・東京歯科大学・大阪歯科大学・日本大学歯学部・日本歯科大学など
主要私立歯学部を大学別に整理しながら、

  • 「ボーダー」とは本来どのラインなのか
  • なぜ大学ごとにここまで差が出るのか
  • 共通テスト利用入試で本当に安全圏といえる得点率
  • 国公立・医学部併願者が多い中での正しい戦略

を、歯学部受験のプロの視点から、
できるだけ分かりやすく、かつ丁寧に解説します。

受験生本人はもちろん、
「子どもの得点率で本当に大丈夫なのか不安」という保護者の方にも、
判断の軸が明確になる内容になっています。

数字の表面だけに惑わされず、
2026年度入試で後悔しない選択をするために
ぜひ最後までご覧ください。

目次

  1. 私立歯学部 共通テスト利用入試ボーダーライン【2026年度最新版】
    ― 歯学部受験のプロが数字の「意味」まで徹底解説 ―
  2. まず理解すべき「ボーダー」の正体
  3. 私立歯学部 共通テスト利用入試ボーダーの全体像
  4. 最難関グループ:70%台後半〜80%
    4-1. 昭和医科大学(78%)
    4-2. 大阪歯科大学(2科目型 80%/3科目型 77%)
  5. 上位〜中堅上位:70%前後
    5-1. 日本大学歯学部(73%)
    5-2. 東京歯科大学(72%)
    5-3. 日本歯科大学(東京)(69%)
  6. 中堅層:60%台前半〜後半
    6-1. 明海大学(63%)
    6-2. 朝日大学(66%)
    6-3. 日本歯科大学(新潟)(65%)
  7. ボーダーが低い大学=簡単、ではない
    7-1. 岩手医科大学(45%)
    7-2. 日本大学松戸歯学部(46%)
    7-3. 松本歯科大学(41%)
  8. 共通テスト利用入試で本当に必要な考え方
  9. まとめ:数字の裏側を読める受験生が合格する
  10. 、私立歯学部共通テスト利用入試ボーダーライン一覧

私立歯学部共通テスト利用入試ボ-ダーライン

私立歯学部の共通テスト利用入試は、
✔ 国公立歯学部・医学部との併願
✔ 一般選抜前の安全校・実力確認
✔ 私立専願だが一般選抜のリスクを下げたい層

など、多様な受験生が集まる入試方式です。

しかし、共通テスト利用入試について
「〇%あれば受かる」
「ボーダーを超えていれば安心」
と、数字だけで判断してしまうのは非常に危険です。

今回のブログでは河合塾発表の、2026年度 私立歯学部 共通テスト利用入試ボーダーラインをもとに、

  • 大学ごとの難易度差
  • ボーダーの正しい読み方
  • 医学部併願・国公立併願との関係
  • 本当に合格を狙うために必要な得点率

を、歯学部受験のプロの視点で丁寧に解説します。

まず理解すべき「ボーダーライン」の正体

今回使用するデータでは、
一般に「ボーダーライン」と呼ばれているのは、

C判定(合格可能性50%)のライン

です。

河合塾の判定の意味は以下の通りで、駿台やベネッセとは違いがあります。

  • A判定:合格可能性80%以上
  • B判定:合格可能性65%
  • C判定:合格可能性50%
  • D判定:合格可能性35%

重要なのは、
C判定=半分は不合格
というラインであることです。

つまり、
本気で合格を狙うなら「ボーダー+数%」は最低限必要
という前提を、必ず頭に入れておく必要があります。

私立歯学部 共通テスト利用入試ボーダー

の全体像

2026年度の私立歯学部共通テスト利用入試ボーダーは、

  • 最高:80%
  • 最低:39%

と、実に40%以上の開きがあります。

これは「私立歯学部=全部同じ難易度」ではないことを、
如実に示しています。

同時に、「私立歯学部は大学により難易度の差が大きい」と言うことも

明確に示しています。

最難関グループ:70%台後半〜80%

  • 昭和医科大学(78%)

昭和医科大学は、
「3科目型で78%」という、私立歯学部の中で最も高いボーダーです。

  • 募集人員が5名と非常に少ない
  • 医学部・薬学部と併願する上位層が集中(学費が高くない)
  • ブランド力・立地の強さ(医療系総合大学、来年新キャンパス)

これらが重なり、
「実質、私立歯学部で最も厳しい共通テスト利用入試」
といっても過言ではありません。

A判定が300点満点の246点という数字からも、
求められる完成度の高さが分かります。

  • 大阪歯科大学(2科目型 80%/3科目型 77%)

大阪歯科大学は方式別に大きく特徴が異なります。

  • 2科目型:80%
  • 3科目型:77%
  • 5科目型:54%

特に2科目型は、最も得点の高い2科目のみで判定
されるため、ボーダーが極端に高く出ます。

これは難易度が高いというより、
方式上、数字が上がる構造です。

一方、3科目型の77%は実力勝負で、
昭和医科に次ぐ難易度と考えてよいでしょう。

上位〜中堅上位:70%前後

  • 日本大学歯学部(73%)
  • 東京歯科大学(72%)
  • 日本歯科大学(東京)(69%)

このゾーンは、
「歯学部上位校」かつ「併願者が非常に多い」グループです。

特に注目すべきは、

  • 昭和医科:78%
  • 東京歯科:72%

という6%の差です。

東京歯科大学は決して入試難易度が低いわけではありません。

  • 募集人員が昭和医科より多い(8名)
  • 私立歯学部の中で最も学費が高い

という要因から、 共通テスト利用入試では敬遠されやすい
という事情があります。

共通テスト利用入試は国公立併願者が多いため、
学費への敏感さがボーダーに直結する典型例です。

中堅層:60%台前半〜後半

  • 明海大学(63%)
  • 朝日大学(66%)
  • 日本歯科大学(新潟)(65%)

このゾーンは、

  • 共通テストで6割台を安定して取れる層
  • 私立歯学部専願・準専願

が主な受験者です。

「6割を超えているから安全」と考えがちですが、
👉 C判定=五分五分
という点は変わりません。

実際には、
68%~70%程度は欲しいラインになります。

ボーダーが低い大学=簡単、ではない

  • 岩手医科大学(45%)
  • 日本大学松戸歯学部(46%)
  • 松本歯科大学(41%)
  • 北海道医療大学(39%)

 

一見すると
「かなり低い」「簡単そう」
と感じるかもしれません。

しかし、ここで注意すべき点があります。

  • 募集人員
  • 地域性
  • 併願構造
  • 専願率の高さ

これらの要因により、
共通テスト利用を使う受験生自体が少ない大学では、
ボーダーは低く出やすくなります。

つまり、
ボーダーが低い=誰でも受かる、ではない
ということです。

共通テスト利用入試で本当に必要な考え方

歯学部の共通テスト利用入試で最も重要なのは、

ボーダーを見る

判定を見る

その大学の「併願構造」を理解する

この3点を必ずセットで考えることです。

特に重要なのは、

C判定では合格しない前提で考えること

です。

安全圏としては、

  • 中堅以上の大学:+3〜5%
  • 最難関校:+5%以上

を目安にして下さい。

さらに、私立歯学部の共通テスト利用入試では、昭和医科大学歯学部や日本歯科大学のように、共通テストの他に2次試験で面接や小論文を課す大学があることも忘れてはいけません。

 

こういった大学では当然、共通テストの点数だけでは判断できません。

 

しっかり、2次試験対策も行ってください。

 

まとめ:数字の裏側を読める受験生が合格する

2026年度の私立歯学部共通テスト利用入試は、

  • 80%から39%まで大きな幅がある
  • 大学のレベル差だけでなく「構造」で決まる
  • 学費・募集人員・併願層がボーダーを左右する

という特徴があります。

私立歯学部の共通テスト利用入試は、
数字を並べて終わりではなく、戦略で差がつく入試です。

正しく理解し、
「どこを安全校と考えるのか」
「どこを挑戦校と考えるのか」
を冷静に判断することが、
歯学部合格への最短ルートになります。

10,私立歯学部 共通テスト利用入試ボーダー

河合塾 2026年度

  • A判定:合格可能性80%以上
  • B判定:合格可能性65%
  • C判定:合格可能性50%
  • D判定:合格可能性35%

ボーダーの数値は得点率、判定の数値は得点

 

大学 ボーダー A判定 B判定 C判定 D判定
北海道医療 39% 129 121 113 105
岩手医科 45% 147 139 131 123
明海 63% 134 129 123 118
昭和医科 78% 246 238 229 219
東京歯科 72% 228 220 212 204
日大 73% 231 223 215 207
日大・松戸 46% 150 142 134 126
日本歯科          
  ・東京 69% 219 211 203 195
  ・新潟 65% 207 199 191 183
松本歯科 41% 135 127 119 111
朝日 66% 210 202 194 186
大阪歯科          
  2科目 80% 168 163 157 152
  3科目 77% 243 235 227 219
  5科目 54% 390 377 363 350
福岡歯科 57% 183 175 167 159