医学部再受験の方々は、
どこの医学部のどの入試を受験すべきか
悩まれていることでしょう。

医学部再受験生と一口に言っても、
置かれた立場は様々です。

理系出身、文系出身。

大学在学、大学卒業。

仕事をしながら、仕事を辞して。

同じ医学部再受験生と言えども
一人ひとり状況が違いますので

「医学部を再受験するならこうだ!!」とは

一くくりで言うのはちょっと乱暴だと思います。

私は、受験勉強に十分時間が取れるのであれば
一般入試をメインに考えるのが、
医学部へ入学する可能性が
最も高くなるやり方だと考えています。

文系出身の方でも同じです。

今年の４月に医学部に入学した医学部再受験生のうち、
文系出身で一般入試で合格された方は
メルリックスだけでもパッと思いつくだけでも
５名います。

文学部３名、法学部１名、経済学部１名です。

そもそも「数学が苦手だから文系を選択した」
という方がほとんどでしょうが、
皆さん数学もなんとか足を引っ張らないレベルまでには
なっています。

一般入試をメインで考えることが医学部に進学するための、
最も可能性の高い道だとは思いますが、
当然、編入学試験やAO入試、推薦入試も狙っていくわけです。

また受験勉強にあまり時間の取れない医学部再受験生は、
一般入試を除いて考えざるを得ないでしょうから、
どの大学のどの入試を受けるか悩むところでしょう。

そんな中、医学部再受験生にとって最も人気が高い
東海大学医学部一般編入学試験と
獨協医科大学AO入試の試験日が続くことになりました。

９月２４日（土）に獨協医科大学AO入試の１次試験が行われ、
翌９月２５日（日）に東海大学医学部編入学試験の
１次試験が行われます。

１日目の獨協医科大学は栃木県で、
翌日の東海大学医学部編入学試験は
神奈川県で試験が行われます。

更にそれぞれの試験会場は交通の便がいいとは言えませんので、
移動はかなり負担になると思われます。

獨協医科大学AO入試と
東海大学医学部編入学試験の両方を受験するかどうか、
難しい判断となるでしょう。

確かに移動は大変でしょうが、
私はそれでもどちらも受験すべきと考えています。

獨協医科大学のAO入試１次試験は
１５時終了となるようです。

そこから、バスや新幹線を乗り継いで
小田原まで行っておけば翌朝は４５分程度で
東海大学まで行けます。

医学部再受験生にとって数少ない受験機会ですから、
活かした方がいいと思います。