今週末は私立医学部推薦入試のピークです。
北里大学医学部の指定校推薦入試をはじめ、
岩手医科大学、獨協医科大学、埼玉医科大学、
藤田保健衛生大学などの推薦入試が行われます。
その中のある医学部の推薦入試を受験された方の
お母さまからお電話をいただきました。
推薦入試が無事に終わったことを高校の先生に報告したら、
先生からある言葉を言われて、
ご本人がひどく落ち込んでしまったそうです。
先生としては、軽い気持ちでおっしゃったのかもしれません。
けれど、推薦入試を終えたばかりの生徒には、
非常にショックな言葉だったようです。
この時期の医学部受験生はとても神経質になっています。
普段なら何でもないような言葉でも、
つい「自分はもうダメなのではないか」
「取り返しのつかない失敗をしてしまったのではないか」
と考えてしまいがちです。
特に、高校の先生は色々な学部を受ける生徒を
大勢受け持っていますので、
私立医学部入試を受験する生徒だけを
見ているわけではありません。
私立医学部を受ける生徒は、
数としては少ないこともあり、
ついつい知らずに発言してしまうことも少なくありません。
この時期は、言葉の選び方ひとつをとっても
私どもも非常に気を使います。
よく受験生の親御さんから、
「親に何かできることはありますか?」
とご質問を受けますが、
ご家庭ではいつも通りに接して、
食事や睡眠がきちんと取れているかに
きちんと気を配ってあげて下さい。
医学部受験生にとっては、それが何よりも
心強い味方になってくれるはずです。