先日、ある私立医学部の方から学費についての
ご相談を受けました。
この方からは志願者が減少した際に
「なぜ今年、うちの大学の志願者が減ったのか?」
とご質問を受けたりしていました。
どうやら順天堂大学が医学部の学費を大きく下げたことで
医学部受験生の人気を集めたことが頭にあるようでした。
受験生の人気が高まれば志願者が増え、
入試の難易度も上がります。
入試の難易度が上がれば医学部受験生は
なんとなく「いい大学」と考えるようで
更に人気が上がります。
医学部の設備が良くなったとか
教育内容が充実したとか言うわけではなくても
学費を下げることをきっかけに
受験生の人気は高まる可能性があります。
ただし、医学部受験生が反応するためには
思い切った学費の値下げが必要です。
そのことで、いろいろご相談を受けました。
学費が下がることは医学部志望者にとって、
ありがたいことですから実現するといいのですが、
学内でいろいろと考えているようです。
どの大学の医学部もより良い人材を確保するために、
様々な努力を続けています。