先週、メルリックスでは医学部受験生のための
「一気集中総まとめ講習」を行いました。
朝8時から夜10時までの4日間講習ですが、
この中で私は「適性検査と面接」について
お話をさせていただきました。
「適性検査と適性試験の違い。面接の種類と面接官がどこを見ているのか」
などをお話ししました。
そして、私の話の最後は
「今、やらなければならないこと」
でした。
最後の追い込みのやり方、考え方や気持ちの
コントロールの仕方などをお話ししましたが、
その中でも最重要なこととして話したのが
「願書を出すこと」でした。
どんなに勉強を頑張って、体調も万全であっても
受験票がなければ入試会場に入ることすらできません。
来週は16日(月)が東邦大学医学部、
藤田保健衛生大学、川崎医科大学の出願締切日で、
翌17日(火)が順天堂大学医学部、兵庫医科大学、
日本医科大学、久留米大学医学部、福岡大学医学部の
出願締切日になっています。
あえて出願締切のギリギリに出すという作戦もありますが、
その場合も含めて、準備は早目にしておいて下さい。
先日、他の医学部予備校に通う現役生の方が、
志望理由などが書けないということで、
親御さんとご本人でご来校されました。
時間がありませんので、こちらから
いくつか質問をさせていただいて
目の前で、大学の志望理由や、自己評価などを
私が書き上げました。
書いたものは「素晴しい」と気に入ってくれたようで
ホッとしました。
ご本人が通っている医学部予備校では
対応してくれないようで、
どうしたらいいか分らず困り果てていたとのことでしたが、
なんとか出願締切には間に合いました。
メルリックスでは昨日も、担任と生徒が
最後の出願校の絞り込みや志望理由などの
相談をしている姿を見掛けました。
また、出願しようかどうしようか迷っている受験生も
いるのではないでしょうか。
「迷ったら出す」
これが原則です。
もちろん、受験しなければ受験料は無駄になってしまいます。
しかし、受験票が無ければ受験できません。
ここは、「保険」と割り切って出願した方がいいと思います。