メルリックスは基本的に私立医学部受験を専門とする
予備校ですが、一部、国公立医学部を併願される方も
いらっしゃいます。

メルリックスではどんな生徒であろうとまずは
「来年、確実に医大生になること」を優先しています。
ですからまずは科目負担の少ない私立医学部の合格を
固めることを目指します。

そして、「どうやら医大生は確実になれそうだ」となった時点で
国公立のための勉強に手を付けます。

一般的にはこの逆で、国公立私立を含めた勉強を進め
「国公立は無理そう」となった時点で私立医学部に絞ります。
これですと、私立医学部に絞った際には、それまで
やっていた国語や地歴公民かけた時間がまったく無駄に
なってしまいます。

メルリックスをご見学に来て下さる医学部受験生の皆さんと
お話ししていて、「国公立中心でやっていました」と
おっしゃる方の中には「私立中心でうまく行けば国公立も」
というやり方だったら結果も違っていたかもしれないなと
思う方が少なくありません。

今日、来られた方もそんなお一人でした。
この方は進学先の大学をどこにすべきか相談に来られました。
迷っていらっしゃるのは国公立歯学部と私立医学部のどちらに
すべきかです。

もともと医学部志望でしたが、センター試験がうまく行かず
国公立は歯学部に出願し合格されました。
医学部は私立をたくさん受けて地方の中堅と言われる大学に合格されました。

お住まいは渋谷から３０分くらいのところです。
群馬大学医学部を辞退して慈恵医大に進学したチューターが
いましたので彼も相談に乗ってもらいました。
この方も「私立と国立で問題が全然違うので苦労した」
とおっしゃっていました。

私立医学部対策にもう少し時間をかけられていたら
また違った結果だったかもしれません。
しかし、それでも医学部に合格されていますので、立派です。
ご本人はとても真面目な方で、どちらに進学されても
立派な医療人になられるでしょう。

国公立と私立の併願をされる方は、やり方をしっかり考えて下さい。