先日、今年の医学部の出願状況をお伝えしましたが、
あれから医学部の志願者は、どうなったでしょう。
志願者数を公表している大学を見てみると、
まず学費の値下げで志願者がどう変化するか注目の
昭和大学医学部です。
昭和大学医学部I期の志願者は1月5日時点で1,426名でしたが、
昨日、1月16日の段階で3,211名になっています。
昨年の昭和大学医学部I期の志願者は2,705名でしたから既に506名増です。
出願締切が本日1月17日必着ですから
ここからそう大きく増えないかもしれませんが
既に昨年を500名以上、上回る志願者数となっています。
センター試験を利用する、昭和大学医学部の地域別選抜の志願者は458名で、
締切は今日必着ですが
こちらも昨年の355名を既に100名以上、上回っています。
新たに後期入試を導入することで前期の定員が15名減った藤田保健衛生大学ですが、
1月15日現在で前期の志願者は1,064名です。
昨年は1,950名が出願していますので、
今のところ志願者は昨年の半数程度ですが
1月21日必着が出願締切ですから、今後の動きに要注目です。
医学部受験生が藤田保健衛生大学の前期定員減を
どう考えているのか気になるところですが、
案外、前期定員減の影響はないように思います。
この藤田保健衛生大学のセンター試験利用入試の志願者数は
昨年の791名に対し1月15日現在で484名となっています。
こちらの出願締切は1月18日必着となっています。
さて、もう1校は近畿大学医学部です。
近畿大学医学部前期の志願者は1月16日現在で1,328名でした。
出願締切が1月16日必着ですから、
まだ処理されていない出願書類がどの程度あるのか注目です。
昨年の近畿大学医学部前期入試の志願者は1,488名でしたから
今のところ前年に比べ160名減となっています。
センター試験利用入試のC方式前期の志願者は
前年の760名に対し1月16日現在で738名です。
前年に比べ22名志願者減ですが、
出願締切は1月18日消印有効ですので、
最終的には前年を上回りそうです。
今後も今年度の医学部出願状況は随時、お伝えして参ります。