生徒さんと話していて、
受験生には二つのタイプがあることがわかります。
一つは実力以上に自信のあるタイプ。
もう一つは、実力はあるのに自信がもてないタイプです。
もったいないのは、
実力があるにもかかわらず、自信がもてないタイプです。
このタイプは更に二つに分かれます。
一つは模試などで結果がでているのに、
それでも自分を信じられない人です。
このタイプには多浪生が多く、
毎年不合格が続いたために、どんなにいい成績をとっても
不安でしょうがないようです。
このタイプには具体的に過去の合格者のデータを見せて
何度も「受からないわけがない」ということを言い続けることが大切です。
自信が持てないから本番で、もてる力を出し切れないのです。
ちょっとしたことでパニックに陥るのです。
試験の休み時間に他の受験生が間違った答えを言っているのを聞いて
自分が正解なのに
「ああ、もうだめだ」と思ってしまうのです。
以前の生徒さんで
6浪の生徒さんが典型的なこのタイプでした。
メルリックスに来るまで1次試験も通ったことがなく
歯学部も落ちてばかりの生徒さんでした。
私が担任になって、とにかく
「受かる。受かる。絶対受かる」
と言い続けました。
客観的に見て、
受からないことのほうが不思議な受験生でしたから。
彼は今、東海大学医学部の学生です。
自信を持つこと、持たせることは、とても大切なことです。
一人ひとりの生徒さんを見て
最適のアドバイスができるよう心がけています。
自信が持てない、もうひとつのタイプは次回に。