定員5名の近畿大学医学部一般後期試験の合格発表が本日あり、
定員と同数の5名の医学部受験生の方が合格されました。
近畿大学医学部の一般後期試験は1次、2次と分けずに
1回の試験で合否を決めます。
学力試験の他に小論文はあるのですが、
前期では2次試験で行う面接はありません。
また、前期とは配点が変わり、
私立大学の医学部では最も多い
各科目100点、合計400点満点になります。
合格最低点を見ると得点率90%程度となっており、
本当に高得点の戦いになりますが、
これは後期試験の問題そのものが易しいということが一番の要因です。
さて、近畿大学医学部後期試験の繰り上げ合格者は
昨年が11名、一昨年が25名でした。
今年も10名程度は繰り上げ合格が出ると思います。
尚、今日は近畿大学医学部のC方式(センター試験利用入試)後期の
合格発表もありました。
こちらも定員と同数の2名の医学部受験生が合格となりました。
こちらは昨年、繰り上げ合格はありませんでした。
また、大阪医科大学の後期試験の2次合格発表もあり、
15名の方が正規合格されました。
話は変わりますが今日は、第107回の医師国家試験の
合格発表がありました。
全体の合格率は89.8%と今年も高い合格率を維持しています。
目についたところでは、埼玉医科大学が新卒の合格率100%を達成しました。
詳しい分析は、明日お伝え致します。
尚、第106回歯科医師国家試験の合格発表もあり、
こちらの合格率は全体で71.2%でした。
例年どおり、医師国家試験に比べると厳しい試験でした。