一般的に3浪を超えると多浪生という言い方をしますが、
医学部受験生の中にはいわゆる多浪生の方も少なくないでしょう。
多浪生の方々は
「多浪生を受け入れない医学部があるのではないか?」
「多浪生に厳しい医学部はどこだろう?」
といったような心配をされる方が多いようです。
メルリックスでは、医学部入試においても
多浪生ということは基本的に心配していません。
もちろん多浪生は、多少なりともハンデがある場合もあるとは思います。
しかし、それは乗り越えられないものだとは思いません。
メルリックスから、4浪以上の生徒だけを挙げても、
今年も7浪1名、6浪1名、5浪5名、4浪1名が医学部に進学されました。
全員、メルリックスでは1年目の生徒で、
やはりそれぞれが「多浪生でも大丈夫?」と心配していました。
しかし、みんな医学部へ進学してくれました。
多浪の医学部受験生が気を付けるべきことは2つあります。
1つは「フレッシュな気持ちになれるのか」です。
多浪ともなると、もう見たことのない問題はほとんどないでしょう。
どの問題を見ても「こんなの大丈夫」と思ってしまいがちです。
ところが、「じゃあ解いてみて」と解いてもらうと、
途中で「あれっ?」となることもよくあります。
受験生本人は出来るつもりでいても、
出来ない問題が数多くあるはずです。
本当に出来るのなら、医学部に合格していてもおかしくないでしょう。
多浪の医学部受験生は、標準的な問題は出来るつもりになっていますので、
とかく難しいことをやりたがります。
でも、その前にやるべきことがあるはずです。
多浪生は、フレッシュな気持ちになってもう一度、
全部やり直す気持ちになることが欠かせません。
「出来るつもり」の問題を本当に「出来る」にすることが大切です。
多浪生が気を付けるべきもう1点は、明日お伝えします。