さて、東海大学医学部の一般編入学試験では、
今年から大きな変更があります。
2次試験でグループ討論が廃止され、個人面接のみになります。
1次試験の配点は英語100点、適性試験100点ですが、
2次試験の個人面接には200点の配点が付きます。
まだ、今年の個人面接をどういう形で行うかは
正確には決まっていないようですが、
評価者を増やすことで、多くの試験官の視点から
受験生を評価したいという意図があるようです。
これまで2次試験で行われてきたグループ討論は、
受験生1人ひとりを評価するのがなかなか難しいということ、
また、討論がスムーズに行く場合と行かない場合があり、
討論がスムーズに行われたグループの受験生の方が
良く見えてしまうという傾向があり、
もう少し1人ひとりをじっくり見たいということで
個人面接のみとなったようです。
また、編入試験ではこれまで通り、1次試験で英語と適性試験が行われますが、
一般入試では50点の配点があった適性試験が廃止されます。
医学部受験生にとっては準備のしにくい適性試験がなくなり、
一般入試を受けやすくなったと感じるかもしれません。
東海大学医学部では編入試験を実施しているため、
一般入試では再受験生を取ってくれないのではないかという
お問い合わせをいただくことがありますが、
昨年の一般入試入学者の最高齢は40代後半の女性だそうです。
また、編入試験で不合格になっても、
一般入試で東海大学に合格される方が毎年いらっしゃいます。
年齢を気にせず受験できる私立医学部のひとつだと思います。
今回、メルリックス渋谷本校にお出でいただいた
東海大学教育計画部事務室の原室長には、
6/23(日)にも福岡校にお越しいただく予定になっています。
当日は、渋谷の時と同じように東海大学医学部の一般編入学試験や
一般入試についてお話をおうかがいする予定です。
当日は私も福岡校で来年度の私立医学部入試について
現時点でわかっていることをお話ししたいと思います。