先週の木曜日、12月12日付のブログで、
出願書類を書く際の注意点について書きました。
そこで、「本学を志望する理由は…」とか
「…という理由で本学を志望します」などと書いてはいけない、と書きましたが
「なぜ書いてはいけないのか?」というお問い合わせをたくさんいただきました。
「本学」という言葉は、どういう意味でしょうか?
この場合は、「うちの大学」という意味です。
ですから、「本学」と言えるのは、その大学の教員や学生、職員などということになります。
その大学の構成員ではなく、ただ入学を希望しているだけの受験生が、
いきなり「うちの大学は……」というのは、おかしな話ですね。
似たような表現で「本校」というのがあります。
高校の校長先生がかしこまった挨拶などで使ったりしますね。
これも、この場合は「うちの高校」という意味です。
入学願書を記入する際や、面接で答える際には、注意してください。
ところで、相変わらず、お問い合わせのメールに返信をしても、
メールが戻ってくるケースがあります。
お問い合わせには全てお答えしていますので、
返事が来ない場合はメールの受信設定に問題があると考えてください。
ただし、ごくまれに、お送りいただいたお問い合わせのメールが、
迷惑メールと判断されて自動的にゴミ箱に入ってしまうこともあります。
定期的にゴミ箱もチェックしていますが、気付かない場合もあるかもしれません。
その際はお許しください。
さて、話は志望理由に戻りますが、
大学ごとの「なぜこの大学を志望するのか」という理由を書く際は、
その大学特有のことを書くようにしてください。
「臓器別カリキュラム」「体験実習」「チュートリアル、PBL」「海外留学」などは、
どこの大学でもやっていると考えてください。
これらを理由としても、その大学の志望理由としては
全く物足りないものとなってしまいます。
その大学特有の、自分にとっていいと思うところを書くように心がけてください。