福岡大学医学部の1次試験が終わりましたが、
福岡校の講師からの今年の問題についてのコメントをお伝えします。
【英語】
昨年同様、標準的な問題が多い。
大問3の4択問題は、やや難しいと感じた受験生が多かったかもしれない。
合格ラインとしては、8割は欲しい。
【数学】
全体の難易度としては昨年並み。ただ、大問1のⅲ(6)は難問であった。
福岡大学医学部の数学は毎年1問難問があるが、今年はこの問題がそうだった。
この問題に時間を取られるか否かで、結果が変わってくると思われる。
必ず1問、難問があることを知っていて欲しい。
福岡大学医学部の数学は、基本を大切にして
全体的にしっかり勉強していれば、高得点が可能である。
合格ラインは8割を超え、8割5分程度か。
【化学】
全体的な問題の難易度は昨年と変わらない。
ただし、有機化学で一部難問があった。
合格ラインは8割を超えるだろう。
【生物】
昨年に比べ、全体的に易しくなった。
ただし、大問2は手こずった受験生が多いだろう。
7割5分~8割が合格ラインと思われる。
【物理】
昨年に比べてクセのある問題がなく、万遍なく出題されていて
よくある問題だった。
問題の難易度は昨年に比べてやや易化しているようで、
合格ラインとしては9割近く取って欲しい。