メルオン

車椅子の生徒さん

5月の下旬、
メルリックスに車椅子の生徒さんが入学してくれました。
真面目で意欲もしっかりしていて、
よく頑張ってくれています。

手術をした関係で、今は車椅子が必要です。
教室からトイレに行く位の距離は、歩けるのですが
それ以上の距離は車椅子が必要になります。

最初のうちはご家族が、朝付き添って来られていました。
ご家族の方の仕事の関係で、
「朝7時にはメルリックスに着いていたい」とのことでした。

初日は、ご家族の方とお打ち合わせもあるので、
私が7時までにメルリックスに来ていればいいと思っていたのですが
朝メルリックスに来てみると、もうスタッフが来ていました。

特に私が指示したわけではないのですが、
翌日からもスタッフが7時前に来ていました。

今は、9時位にメルリックスに来ているのですが
しばらくの間、スタッフ達は7時に迎えなければならないので
朝は大変だったと思います。

しかし、いつもより2時間早く来ることに、嫌な顔一つ見せず
当たり前の様に車椅子の生徒さんのお世話をしてくれました。

帰りは渋谷駅まで生徒さんを送って行って、
電車に乗せて戻ってきます。

嬉しいのは、メルリックスのスタッフ皆が、
私の指示が、あろうとなかろうとごく自然に
お世話をしてくれていることです。

メルリックスの
「生徒第一主義」が根付いていると感じられて、
嬉しく思っています。

実は最近、
「ペニンシュラのサービス=客への目配り、気配りを見てきて欲しい」と
スタッフ3人に、ペニンシュラに朝食を食べに行ってもらったのですが、
少しは役に立ったのかもしれません。

生徒全員が気持ちよく勉強に集中できるように、
私達も頑張らなければなりません。

ちなみに私達も学んだことがいくつかあります。

車椅子は坂では、登りより下りの方が大変。
ちょっとした段差も車椅子の強敵。
車椅子には、ほとんどの人が気を使ってくれる
特に、東急の駅員さんはとても親切。