医学部入試

医学部受験は寝る子が勝つ

先日、朝日新聞におもしろい記事が載っていました。

「寝る脳は育つ」確認と題された記事で、
脳は睡眠中に学習内容を復習しているという内容です。

「アメリカのボストン大学のグループが
機能的磁気共鳴画像で睡眠中の脳を調べたところ、
起きて学習している時に活動する脳の特定の場所が
睡眠中も活発に活動していることが確認された。
寝ないと正答率は上がらないが、寝た後は正答率が上がった。
睡眠中に学習した脳活動を繰り返して、
脳の中に学習内容を『固定』しているらしい」とのことです。

昔は「四当五落」という言葉がありました。
睡眠時間が4時間なら入試に合格できるが
5時間なら合格できないという意味です。

睡眠時間を削ってでも受験勉強をしなければ
合格はできないという意味で使われた言葉でした。

最近は、この言葉聞きませんね。

医学部受験がいかに厳しいと言っても、
寝ないで勉強すればいいというものではありません。

現在では最低6時間の睡眠が必要と言われています。
寝ている間に記憶が定着するということも
よく言われることです。

いずれにせよ受験生にとって、
睡眠をうまくコントロールすることは
とても大切なことです。