昨日から始まったセンター試験は、今日が2日目。
今日は医学部受験生なら欠かせない数学と理科です。
昨日の国語、地歴公民、英語についてお伝えしようと思っていましたが、
それ以上にお伝えしたいことがあります。
昨日、生徒と話していて受験生の心が揺れ動いているのを改めて感じました。
「お前が受からなかったら誰が受かるんだ」と言いたいような生徒でしたが
「どうしよう。もう辛い」と言ってきました。
その生徒は確かに今年度の途中まで、なかなか調子が上がりませんでした。
しかし、後半に入り模試でもきっちり結果が出るようになりました。
上り調子の受験生は、入試に入っても強いのですが、
本人は、前半の調子の上がらなかった時のことが気になったり、
最後に良くなったとは言え、まだ足りないんじゃないかと思っているようです。
これまでも、このブログでお伝えしてきましたが、
入試直前に受験生の心が揺れ動くのは当たり前のことです。
入試は何の保証もないのですから、不安に思うのも当然です。
やってみなければ分からないのですから、
「本当に上手くいくんだろうか?」と思うのも当たり前のことです。
忘れてならないことは、
「不安を感じたり、いろいろ考えてしまうのは受験生ならみんな同じだ」
ということです。
自分一人だけが入試を前にプレッシャーに押しつぶされそうに
なっている訳ではありません。
みんなもそう感じているのです。
「こんなにも苦しい思いをしているのは自分一人じゃないんだ」
ということをもう一度思い起こして下さい。
私も生徒一人ひとりの顔を思い浮かべて胸がぎゅうとなります。
私がこうなるのですから本人はそれはそれは大変でしょう。
でも先輩たちもみんな、通った道です。
苦しい分、合格通知を受け取った時の喜びは最高でしょう。
合格通知を受け取る自分を頭の中で具体的にイメージして下さい。
パソコンの画面で合格を知るのかもしれません。
その日の入試を終えたところで、親からのメールで知るのかもしれません。
その前後を含めて具体的に思い浮かべて下さい。
きっと合格した瞬間に「あの時のイメージと同じだ」と思うはずです。
最後にセンター試験について。
これまで2年間、受験生を苦しめてきた国語ですが、
今年はそこまで難しくはなかったようです。
英語は、例年通りといったところのようです。