2015年度私立医学部センター試験利用入試のボーダーラインが
河合塾、ベネッセ・駿台予備学校からそれぞれ発表されました。
双方の予想ボーダーラインを表にまとめましたので参考にして下さい。
私立医学部のセンター試験利用入試は
大学により合否判定に使用する科目が異なります。
2015年のセンター試験は国語が易しくなりましたので、
合否判定に国語を使用する大学のボーダーラインは上がるだろうと考えていましたが、
それぞれの予想ボーダーラインを見る限り、そうとも言えないようです。
私立医学部センター試験利用入試での国語は、
古文・漢文を含めて合否判定に使用する大学と、
古文・漢文を除き現代文だけを合否判定に使用する大学とがあります。
この2方式で、センター試験利用入試のボーダーラインに
動きがあるかとも思いましたが、それも一括りでは言えない状況です。
ただ、国語や地歴公民を必要としない大学では、
ほんのわずかボーダーラインが下がるケースが多いように思います。
これは、新課程の数学、理科の平均点が高くなったことによると考えられます。
いずれにしても、私立医学部センター試験利用入試のボーダーラインは
あくまで現時点での「予想」でしかありません。
2つのボーダーラインが一致するのは、
近畿大学医学部前期と兵庫医科大学前期しかありません。
今後変更があるかもしれませんし、目安と考えて下さい。