これまでのところ思ったような結果が得られず、医学部後期・Ⅱ期試験に備えている
医学部受験生の方も少なくないでしょう。
1次試験には合格した受験生、まだ1次試験に合格できていない受験生と
様々でしょうが、どちらにしても医学部後期・Ⅱ期試験までにやることは同じです。
今年、実際に医学部入試を受験して、
「あー、これやったなぁ。でも、どうやるんだっけ、出てこない」
「これ、テキストのあそこに出てた。あー、何だっけ?」
と試験中に思わなかったですか?
それです。やったはずなのに試験中に出てこなかったことを、
きっちりとやり直すのです。
医学部後期・Ⅱ期試験までの短い時間を考えれば、新しい知識を増やすよりも、
頭の中に入っているはずなのに出てこないことが試験時間中に出てくるように、
もう一度やり直すのです。
今、大切なことは医学部入試で満点を取ったり、
トップで合格することではありません。
もちろん、そうなればいいのですが、その前に
「医学部の合格最低点はきっちり取れる」ようにすることです。
これまでやってきたことが本当に全部できれば、
医学部の合格最低点は取れるはずです。
「知識が足りない」のではなく、「知識を取り出せない」のです。
医学部後期・Ⅱ期試験まで、このことを意識して勉強を続けてください。
なかなか1次試験の合格に届かない受験生の方は、
モチベーションも下がっているかもしれません。
昨日のブログに書いた生徒とスタッフの会話も、
ところどころ聞こえてきました。
生徒が「通りかかった教会に“どなたでもお入りください”と書いてあったので、
入ろうかと思った」と話している声が聞こえました。
生徒とスタッフの会話では途中から笑い声も聞こえ、
少しは気持ちがほぐれたように感じましたが、
まだ結果を手にできていない医学部受験生ならきっと皆同じだと思います。
自分一人だけが苦しんでいるわけではないことを思い出してください。
今日も、まだ1次試験の結果が出ていない生徒が講師に質問をしていました。
最後まで頑張りぬくという、その姿勢に頭が下がります。
その先に幸運が待っていることを祈るばかりです。
話は変わりますが、日本経済新聞出版社から出版されている
『ducare(デュケレ)』という雑誌に、医学部受験について
インタビューを受けた記事が載っています。
また、月曜日には東洋経済の取材も受けます。
医学部受験へ、少しでもアドバイスができればと思っています。