メルリックス学院では、生徒さんや親御さんに医学部入試・歯学部入試の
ホットな情報をメールマガジンという形でお伝えしています。
そのメールマガジンでは、このブログでは書けない事にも踏み込んで書いていますが、
最新号は大変興味深い内容ですので、このブログでもお伝え致します。
藤田保健衛生大学は、新しい医学部長が着任し、
入試の変更を次々と行っています。
中でも数学は、大きく傾向が変わると考えていいでしょう。
藤田保健衛生大学では、異例ですが、ホームページで
数学の模擬問題を公表しています。
さて、これまで藤田保健衛生大学では入試の合否に
年齢による差別がないことを公言していました。
直接、メルリックスに藤田保健衛生大学の広報から
年齢差別について「必要なら資料を送る」と電話があったくらいです。
ところが、今年の4月からの入学生を選抜した2015年度入試の資料から
これまで現役から4浪以上まで、細かく分かれていた現浪別のデータが、
「現役」と「浪人・その他」の2つになりました。
このことに疑問を持った「日本で一番私立医学部入試に詳しい」スタッフが、
これまでの藤田保健衛生大学の入学者データを改めて分析してくれました。
細かい分析データはメルリックス校内限りとさせていただきますが、
2014年度入試から、明らかに入学者の傾向が変わっていました。
来年の2016年度入試での藤田保健衛生大学の入学者の現浪比、分布が
どうなるかは分かりませんが、他のいろいろな要因から考えると、
これまでのように「現役生も多浪生も関係ない」とは言えないかもしれません。
一連の藤田保健衛生大学の入試変更を見ていると、
面接がこれまで以上に重要になると思います。
それにしても、メールマガジンには藤田保健衛生大学の
これまでの入学者の年次データ分析だけでなく、他の医学部との比較データもあり、
医学部予備校として多少は胸を張れるのではないかと思います。
ちなみに今回のメールマガジンでは「大阪医科大学で合格最低点の修正」という
記事も掲載されています。
これについては機会を改めて。