先日もお伝えした通り、近畿大学医学部の
一般後期の志願者が1,094名で確定しました。
昨年より227名少なくなっています。
定員5名の近畿大学医学部一般後期試験の倍率は
去年が237.4倍と毎年すさまじいものがありますが、
以前もこのブログで取り上げたように
近畿大学の後期のみに合格したメルリックスの生徒もいます。
近畿大学に進学したその生徒に、実際の入試でどのぐらい取れたか、
この時期はどのような勉強をしていたか、
先日、改めて尋ねたところ、とても丁寧な返事が来ました。
最後に「勝負はこれからだ」というLINEのスタンプも送られてきました。
今も後期・II期入試に向けて勉強しているメルリックスの生徒達に
頑張ってほしいという彼の優しい気持ちが伝わってくるようでした。
近畿大学の一般後期試験は年によって、
繰り上げ合格がある年とない年があります。
これは推薦入試や前期試験、センター利用入試の手続き状況を見て、
後期試験でどのぐらいの入学者を出すか決めているからだと思います。
ところが、今年から近畿大学医学部は
一般前期で1次試験と2次試験に分かれて以来初めて補欠候補者を出しました。
1次合格者285名のうち、正規合格者は131名でした。
2次試験の欠席者が20名ぐらいいるとしても、
130名ほどは不合格ということになります。
補欠の通知は候補者に直接送られており、
何人ぐらいに送られたかはわかりませんが、
3月末まで繰り上げ合格の可能性があると書かれています。
特に補欠順位などは付いていないようです。
正規合格者の手続状況によっては、
繰り上げ合格を出すことも十分に考えられます。
親しくしている近畿大学のご担当者に聞いたところ、
詳しいことはお答えできないとのことでした。
大学に電話すれば繰り上げ状況を教えてもらえる
ということもないそうです。
もっとも、大学としてもどのぐらい辞退者が出て、
どのぐらい繰り上げ合格を出せばいいのか
手探りという部分もあると思います。
さて、メルリックスには関西医科大学の
一般後期入試で合格した生徒もいます。
今年から関西医科大学の後期入試は
去年までの大阪アカデミアではなく、
枚方キャンパスで行われることになりました。
ところが、関西医科大学の後期で合格した生徒によると、
枚方キャンパスは収容人数に限りがあるので、
もし収容人数を越えた場合は牧野キャンパスを使うことも
検討されていたようです。
先日、その生徒から「牧野キャンパスは使わないことになった」
と連絡がありました。
その生徒からの話を聞く限りでは、今年の関西医科大学の後期入試は
志願者が減っているように思われます。
今年は昭和大学医学部のII期入試と1次試験日が重なっていることも
志願者減の要因でしょう。
とはいえ、関西では高い人気を誇る関西医科大学ですから
そう簡単に入試が易しくなるとは思えません。
受験する人は万全の準備をして臨んでほしいと思います。