メルオン

多浪生が医学部に合格するために(2016-03-21)

3月19日(土)に「医学部の多浪生は不利か?」というタイトルで
お伝えしました。メルリックスからの合格者で過去3年の間に
5浪以上の生徒が合格した大学は14大学あります。
メルリックスにも多浪生がそれほど多くいるわけではない中で、
この結果ですから医学部入試で多浪生ということは、ほとんど
気にしなくていいと考えています。

ただ、多浪生が医学部に合格するために必要なことがあります。

それは「フレッシュな気持ちになる!!」です。

多浪生の生徒と話していて感じるのは、これまで医学部入試に
向けて勉強を続けてきているので
「基本的・標準的なものは、もういい。
難しい問題が解けなかったから合格できなかった」
と考えているケースが多いということです。

これまで多くの問題を解いてきているので、見たことのない問題は
多浪の方にとっては、そうあるものではありません。
やったことのある問題は、出来ると思っていますが、本当に出来れば
医学部に合格しておかしくありません。どこかに、いわゆる穴が
あるはずです。そこを丁寧に埋める作業がどうしても必要です。

「こんなの出来る。今さらやらなくていい」
ではなく、
「本当にちゃんと出来るか一つひとつ確認」
という気持ちが大切です。そのためには「フレッシュな気持ち」で、
もう一度丁寧にやることが欠かせません。

メルリックスに来てくれる多浪生の方々が、次々と1年で
医学部合格を決めてくれるのは初心に帰って、もう一度
やり直してくれているからです。

多浪生の方に限らず、医学部を目指してもう一年頑張るのなら、
医学部の入試に行って問題を見た時
「こういうのやったよなぁ。でもどうやるんだっけ?」
で終わっているところを
「こういうのやったよなぁ。そうだ、こうやればいいんだ」
にするための1年です。

つまり「やったことは確実に出来るようにする」ための1年です。