歯学部入試

私立歯科大学協会で講演をしました

2ヶ月ほど前、私立歯科大学協会さんから
講演のご依頼を受けました。



「各大学を集めて11月に研修会を行うのでその際に、
私立歯学部を受験生はどう見ているのか、
志願者を増やしていくにはどうしたらいいか、
その辺りを話してくれ」とのご依頼でした。

私立歯学部は、志願者の減少が続いており、
それぞれの大学が危機感を持っているようです。
このまま座しているわけにはいかないということで、
日頃、受験生と身近に接している私に
白羽の矢が立ったようです。

昨日は昭和大学歯学部宮崎歯学部長
研修委員長として
歯学部各大学の方々がお集まり下さいました。

いつもは「うちの生徒をよろしくお願いします」
と各大学さんに頭を下げる立場ですが、
昨日はエラそうにお話しをさせていただく立場でしたので、
なんとも居心地が悪いものでした。

日頃、私が感じていること、私なりの考え等を
お話しさせていただきましたが、
参加して下さった各大学の方が
非常に真剣に聞いて下さっていたのが印象的でした。

現実に私立歯学部は志願者が減っているわけで、
そのことは触れないわけにはいきませんし、
私が考えるその理由についても避けては通れません。
当然、厳しいことも言わざるを得ないのですが、
その場にいたメルリックスの職員が講演の後
「あそこまで言っちゃって大丈夫かハラハラしましたけど、
みんなメモとってましたね」と安心した顔で言ってくれました。

講演のあと、懇親パーティーがあったのですが、
その際に「先生がおっしゃる通りだと思いました」
などと声をお掛けいただき、
苦労して講演の準備をした甲斐がありました。

この懇親パーティーでは、各大学の方から
普段はなかなか聞くことのできない
歯学部志望の方には大変貴重な興味深い話を
聞くことができました。