本日14時に東京女子医科大学公募推薦入試の
合格発表がありました。
東京女子医科大学指定校推薦入試の合格発表は
各高校を通じて本人に合否が知らされますので、
合格者の人数等は今のところ分かりません。
高校の授業が終わる頃、メルリックスにも
東京女子医科大学指定校推薦入試の
合格者からの報告が入ると思います。
東京女子医科大学の公募推薦入試は、募集定員約20名で、
11月23日(水)、24日(木)の2日間に渡って行われました。
昨年は75名だった志願者が、今年は101名と26名も増えましたが、
合格者も昨年の22名から、今年は27名へと5名増えました。
競争倍率は一昨年の2.76倍、昨年の3.41倍から、
今年は3.74倍へと上昇しました。
今年の東京女子医科大学公募推薦入試は、
合格者そのものは多かったものの志願者も多く、
過去2年に比べ厳しい入試だったと言えそうです。
そんな中、今現在で、メルリックスで
東京女子医科大学推薦対策を行ってくれた
東京女子医科大学推薦入試の受験者
15名の合格が確認できています。
今年の東京女子医科大学推薦入試の試験内容は
事前の予想どおりで大きな変化はありませんでした。
40分で800字を書く小論文は、
小論文を書くことに慣れていないと苦労したと思います。
特に今年のテーマ「遠隔医療」については、
書き始めるまでに時間がかかったのではないでしょうか。
150分で100問を解く適性試験も
立体図形や表やグラフの読み取り・穴埋め、論証、虫食い算等、
これまでも出題されてきたタイプの問題でした。
昨年の小グループ討論では、
これまでと全く違う小グループ討論を行ったグループもありました。
とても上手く行ったとは思えませんでしたので
「今年は無い」と考えていましたが、
やはり以前から行われていた会話文を与えられるものでした。
この小グループ討論の1回目の練習では
全員が何も話せなかったのが、
徐々にコツをつかんで話せるようになりますので
「慣れ」が大切だと思います。
個人面接も、これまでどおり調査書、志望理由書、
自己評価書、入学願書を見ながらの面接でした。
志望理由書、自己評価書そのものを評価するわけではありませんが、
面接の材料として使われますので
「面接の材料」ということを意識して書く必要があります。
さて、今日発表になった合格者の受験番号を見ると、
最も合格者が多かったのは20番台の5人で、
次が10番台と70番台の4人でした。
受験生の皆さんの中には「早く出願した方が有利」
と思う方もいるようですが、この結果を見れば
「早く出しても出さなくても合否には全く関係ない」
と言えます。
今年は、受験番号が最後の2名は2人とも合格していました。
「出願を焦るより、しっかりした出願書類を書き上げることの方が重要」
とメルリックスでは指導していますが、
医学部ではどこの大学でも同じですので、
これから一般入試の出願をされる場合も、
志望理由などは、どう使われるのかを考えて、
それに合わせてしっかり書き上げて下さい。
メルリックスからの合格者を見ると、
同じ高校で複数の合格者が出た高校が2校ありました。
「一つの高校からは1名しか合格者を出さないのか?」
とよく聞かれますが、そんなことはないことが分かります。