新型インフルエンザが流行期に入ったようです。
最近1週間で15万人の人がインフルエンザで
医療機関を受診したとのことです。
現在は流行の初期段階で9月下旬から10月にかけてが
ピークになりそうです。
日本感染症学会によれば
「数年以内に国民のほぼ全てが新型インフルエンザに
感染する」と考えているようです。
インフルエンザにかかっていいと思っている人は
いないと思いますが、
特に医学部や歯学部を目指す受験生の皆さんには
驚異でしょう。
メルリックス学院では例年、冬になると
手洗いのところに殺菌用アルコールを置くのですが、
今年は今から置いています。
また、新型インフルエンザを国内に持ち込ませまいと
5月に成田空港などでチェックを強化した時、
通路などに散布していた殺菌剤、
次亜塩素酸ナトリウム(商品名ピュアゾール)
で学院内を殺菌しています。
手洗いが大切なのは間違いないのですが、
うがいについては考え方が分かれているようで、
海外では推奨されてはいないんですね。
この様な状況の中、文部科学省がインフルエンザ感染が
拡大した場合に備えて、
大学入試での対応を考える会議を設置したと
報道がありました。
この会議では、インフルエンザ感染で入試を受験できなかった場合、
追試を認めるかどうかなどを話し合うそうです。
これまでもセンター試験では当日受験できなかった受験生が
別日程で追試験を受験できる機会を設けてきました。
2009年度も125名の受験生が追試験を受けています。
これまでは阪神大震災の時に追試験を行った大学があったようですが、
来年の大学入試ではどうなるのでしょう。
ひょっとしたら、医学部入試や歯学部入試でも
追試験が設定されるかもしれません。
これまでは熱があったり体調が悪い場合も、
無理をしてでも入試を受けていた受験生が多かったと思います。
中にはインフルエンザで受験できなかった受験生もいました。
医学部入試で2次試験の会場まで行ったものの、
気分が悪くなって結局途中で帰って来た受験生もいました。
医学部受験生や歯学部受験生が、
追試験で救済されるということもあるかもしれませんね。
とは言え、それより何よりインフルエンザを含め、
医学部受験生も歯学部受験生も
そして全ての受験生が体調をしっかり管理することが
大切ですね。