金沢医科大学医学部AO入試の1次試験に
3名の生徒さんが合格されたことを書きましたが、
実は今年の合格第一号は
金沢医科大学医学部編入学試験に合格された
29才の方です。
グループ討論は今年も例年と全く同じ形式で
行われたとのことですから、
医学部AO入試の1次試験合格の生徒さんにも
安心して指導ができます。
ちなみに理科総合では今年も地学は出なかったとのことですから、
おそらく来年以降も金沢医大の編入学試験の準備で
地学はやる必要がないでしょう。
また、小論文は去年と少し変化があって、
小論文というよりは国語と言った方がいいかもしれません。
ところで、医学部編入についてのお問い合わせも多いのですが、
昨日のお問い合わせには少し驚かされると同時に
考えさせられました。
現在、工学部の4年生とのことですが、
ある編入学専門の予備校に
医学部に編入学したいと相談したところ、
「きみの現状では医学部編入は無理だから、一度大学院に進学しなさい」
と言われ、大学院試験の勉強をやらされたものの、
大学院試験には落ちてしまった。
どうしたらいいでしょう。
というご相談でした。
金沢医科大学の医学部編入試験もAO入試も
東海大学医学部編入学試験も終わってしまったので
苦しいところですが、
藤田保健衛生大学の医学部推薦入試と
一般入試のご説明をしました。
それにしても医学部編入希望者に大学院を薦めるということは
全く理解できません。
その予備校は医学部編入学試験で合格者を出したことがないから
「医学部編入は無理」と考えているのでしょうか?
そもそも医学部編入学試験のことはよく分らないのかもしれませんね。
いずれにしても同じ「予備校」で仕事をしている者として、
とても残念な話です。
もし本当に分らないのであれば「分らない」と言ってあげればいいのにと
思ってしまいます。
改めて言いますが
「メルリックスは私立の医学部・歯学部のことはよく分っていますが、
国公立の医学部・歯学部のことは私立ほど詳しくは分りません。
また他学部のことについてはお答えする自信はありません」
開校以来一貫して私立医学部・歯学部受験生に的を絞って
システムを構築してきたことは、
その集大成として毎年10月20日頃に発売される
『私立医歯学部受験攻略ガイド』と『私立医歯学部傾向&対策』を
ご覧いただければご理解いただけるでしょう。