2010年度入試から、順天堂大学の父母面接が廃止になりました。
この父母面接は私立医学部の中でも順天堂大学だけが行っていたもので、
開学当初から行われており順天堂大学の代名詞ともなっていました。
やはり受験生のことを一番よく知っているのは
ご両親であることは間違いありません。
本人が医師を志望していることをどう考えているのか、
小さい頃からどのように育ててきたか、兄弟姉妹はいるか、
子供の性格をよく表しているエピソードはあるかなど、
本人がいる前で様々なことを聞かれるのが父母同伴面接です。
ご父兄が退席した後で、今度は受験生だけが残って
個人面接が行われます。
こちらはごくオーソドックスな面接で、
医師志望理由、順天堂大学の志望理由や併願校、
高校時代のことや、寮生活についてなどが聞かれます。
順天堂大学の父母面接廃止のニュースは
我々にとっても驚きでした。
情報をつかんだ時には、
2010年度版の「私立医歯学部 受験攻略ガイド」と
「私立医歯学部 傾向＆対策」の原稿は入稿済みだったので、
読者の方々には申し訳ありませんが、
メルリックス学院のホームページに
訂正のお知らせを掲載させていただきました。
父母面接は廃止になりましたが、
順天堂大学の学生募集に関するミッションは変わっていません。
今後も大学側の求める学生像が急激に変化することはないでしょう。
伝統があり高い国家試験合格率を誇る順天堂大学は
受験生の中でも人気の高い医学部の1つです。
学科試験や小論文はもちろんのこと、
形式の変化に惑わされることなく
面接にも十分な準備をして臨みたいものです。
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スイスイ 09-11-01 (日) 21:25
こんばんは。私は金沢医科大学を受けるのですが、面接を受ける上で注意すべき点はありますか？
tajiri 09-11-04 (水) 9:20
＞スイスイ様
こんにちは。コメントありがとうございます。
金沢医科大学は推薦入試、一般入試ともに
面接はグループ討論形式で行われます。
グループ討論のポイントは、まず他の人の話をしっかり聞くこと、
そして自分の意見をはっきり述べること。
また、これが正解ということはないので、
遠慮せずに思ったことを言うことが大切です。
金沢医科大学は最初の9分間で課題文を読んでメモを取り、
その後、別室に移動して自分の意見を求められるので、
課題文を読んでいる間に必ず自分の意見をまとめておきましょう。
