今日は埼玉医科大学医学部、日本医科大学医学部、
近畿大学医学部の3校の1次試験が重なりました。
医学部入試もピークを迎えたといった感じですね。
埼玉医科大学、日本医科大学、近畿大学の3校は
それぞれ受験者層が異なるので、
今日1月31日に3校のどの大学を受験するか
迷った医学部受験生は少ないのではないでしょうか?
実は埼玉医科大学医学部の前期は
受験をおすすめした狙い目医学部のひとつです。
1次が3校重なったということに目を奪われがちですが、
それ以上に2次試験が順天堂大学、北里大学、昭和大学、
兵庫医科大学と5校重なった影響は無視できません。
埼玉医科大学医学部の2次試験日は1日だけなのに対して
他の4校は2日または3日間のうちから選ぶことができます。
選べるのなら関係なさそうなのですが、
他の4校がピタリと2日間、2次試験が重なっています。
成績が優秀な医学部受験生ほど
1次試験を次々突破しますので強気になります。
2日間で5校のうち、強気になればなるほど
埼玉医科大学を除いて考えるでしょう。
つまり、1次合格者のうち成績上位者ほど
当日欠席が多くなると考えています。
ですから、埼玉医科大学医学部の前期は狙い目なのです。
最近、メルリックスのスタッフから
「ブログでそんなに手の内を明かしていいのか」
という声が聞こえますが、
私としてはこの程度のことはかまわないと考えています。
私立医学部入試は、もっともっと奥が深いんです。
ところで、今、実は迷っていることがあります。
先日も書きましたが、岩手医科大学医学部と藤田保健衛生大学医学部の
2次試験日が重なったため、どちらを受けたらいいかという生徒が多く、
私自身が迷いがあって、こっちへ行けと言えないでいます。
今年の岩手医科大学医学部は数学が難しかったようで、
1次合格者のうち杏林大学医学部正規合格の生徒も
数学は0点かいっても30点と言っていました。
これは極端にしても、どうやらみんな数学は取れていないようです。
数学の出来がひとつの判断基準かなと思いますが、
もう少し情報を集めて結論を出し、それぞれの生徒に
「きみは岩手、きみは藤田」と伝える予定です。