今週発売の「週刊東洋経済3月6日号」に
メルリックスのことが掲載されています。
「受験に勝つ!本当に強い塾・予備校」特集の
「医学部人気再燃、数少ない枠をめぐる大激戦」の中で、
「医学部受験に実績のある主な塾・予備校」として
紹介していただいています。
掲載される前に、ライターの方が取材にいらっしゃって、
30分ほどお話をさせていただきました。
私自身もそうですが、今の保護者の方々が受験生だった時と
現在の大学受験では状況が大きく変化しています。
毎日、お問い合わせを受けていると、たまに「新設医大なんて…」
とおっしゃる親御さんがいらっしゃいますが、
河合塾さんの入試データランキングで、
いわゆる新設と呼ばれる
埼玉医科大学医学部や聖マリアンナ医科大学医学部は
偏差値67.4から65.0のランク帯に属しています。
工学系に目を転じると、同じランク帯には
慶応大学の理工学部(学門3)と
早稲田大学の先進理工学部(応用化学)があるだけで、
その上には、早稲田の先進理工学部(生命医科学)しかありません。
つまり早慶といえども、学科によっては、
それより低いランク帯に属するところがいくらでもありますし、
上智大学や東京理科大学といった大学はさらにその下です。
ライターさんにもそこは時間をかけてお話ししました。
恐いのは、保護者の方々が自分が受験生だった頃のイメージに
とらわれて、お子さんに的外れな考えを押し付けてしまうこと。
また、予備校選びで大切なのは、
自分と同じ学力レベルの生徒がどこに合格しているかであって、
自分に合った大学を選んでしっかりと準備すれば、
特別な能力を持った生徒さんでなくても、
必ず医学部に合格できるということも強調しました。
短い時間の中で、どこまで伝わったか不安もあったのですが、
出来上がった原稿を見ると、きちんとした記事になっていて、
さすがは東洋経済さんだなと感心しました。
今の医学部受験の状況が的確にまとめられているので、
興味のある方はぜひ書店でご覧になられるといいでしょう。