医学部入試

続・多浪生が医学部に合格するために

昨日は医学部受験で、多浪生不利なのか?という
お話をしました。

結論から言えば、決して有利とは言えませんが、
心配するほど不利というわけでもありません。
実際にメルリックスから毎年何人もの多浪生が合格しています。

彼らは多浪生といっても、ずっとメルリックスで
浪人していたわけではなく、
受かる年にはきちんとやって1年で受かっています。
中には、「なぜこの成績で去年どこも受かっていないの?」
「去年の予備校ではどんな勉強をやっていたんだろう?」
と不思議に思うような生徒さんもいます。

多浪生が合格できるかどうかのポイントは
もう1度フレッシュな気持ちになれるかどうかです。
彼らは何年も受験勉強をやってきていますので、
一通りの知識は頭に入っています。

けれど、いくつか穴があったり、
理解が不十分なところがあるために、
問題を解く時に知識が上手くつながらずに、
本番で取りこぼしてしまうのです。

彼らは今まで学習してきて
見たことがない問題はないはずです。
だから、一目見て「これは見たことがある」
「この問題はできる」と思って、
勉強の手を抜いてしまうのです。

けれど、もし見たことのある問題が
すべて解けるなら、医学部に受かっているはずです。
どこにも受かっていないということは、
やはり何かが足りないのです。

メルリックスに来て合格する多浪生は、
皆、一からフレッシュな気持ちで勉強に取り組んでいます。
「これはもうわかっている」「解ける」
と頭から決めつけてしまうのではなく、
与えられた教材をしっかり全部こなしています。

大事なことは、自分で勝手に
「ここはもうわかっているからいい」と判断するのではなく、
一から全てやり直すつもりで、きちんとテキストをこなすことです。

また、多浪生の方にとって面接はかなりのウェイトを占めます。
医学部は2次試験に合格してこそ、本当の合格と言えます。
だから、面接は決しておろそかにできません。
聞かれることは決まっていますので、
しっかりとした準備をしておくことが必要です。