7月17日(土)、今週の土曜日に福岡校で
福岡大学医学部の入試説明会を行います。
福岡大学から入学センター長においでいただき、
福岡大学医学部入試についてお話しいただくと同時に、
個別面談も行っていただきます。
これに合わせて私も福岡に行きます。
説明会の冒頭で医学部入試全体の話や
合格するためにすべきことなどを
お話しさせていただく予定です。
ただ、この話をするだけなら私でなくとも
事前にお話しする内容を打ち合わせておけば
福岡校の校長でも問題はありません。
もちろん、九州の医学部受験生の方々に
直接お話しさせていただきたいという気持ちは
強いものがありますので、福岡に行きます。
しかし、今回もうひとつ福岡に行く理由があります。
福岡大学の入学センター長と直接お会いできることです。
医学部入試は情報が大切だということは
何度もお話ししてきました。
特に最近は入試制度が毎年、変化を続けています。
先日もお話しした順天堂大学医学部の「独自入試」という
全く新しい入試も始まります。
変化を続ける入試に対応するためにも情報は大切です。
そしてもう一点、正確で深い情報を知ることも大切です。
例えば福岡大学医学部では去年から新たにグループ討論が
課せられることになりました。
グループ討論を行うということは
ホームページや入試要項を見れば分ります。
実際に行われたグループ討論が
どの様な流れ、どの様な内容、
どの様な雰囲気で行われたかは
受験者からの聞き取り調査で分ります。
しかし、なぜグループ討論を導入したのか、
グループ討論で受験生のどこを見ようと
考えているのかは、
実際にグループ討論を実施して
どうだったのかなど、
大学の方に直接お聞きしないと分りません。
「たぶんこうだろう」という勝手な想像は
慎みたいと考えています。
このグループ討論を含め、
「面接対策」と称するものは
それぞれの予備校で、それぞれのことを言っていますが、
想像で言っていることばかりのように思います。
そういった「面接対策」に接すると
「大学はそんなこと求めていないのに」
「どうしてそうなってしまうの?」
と思ってしまいます。
大学関係者と信頼関係を築き、
大学の本音を聞かせていただくことも
私の重要な仕事のひとつです。