昨日の続きで、
来校された愛知医科大学の入試ご担当者から
聞いた話です。
愛知医科大学医学部は
毎年センター試験利用入試を行っていますが、
来年度からは募集人員が5名から10名に増加します。
これについても興味深い話をお聞きしました。
今年、愛知医科大学医学部のセンター利用は
12名の正規合格者を出し、7名が入学しました。
補欠対象者は41名いましたが、
繰上合格者はゼロでした。
大学側としては、昨年も11名の繰上合格者を
出しているので、今年も何名かは繰り上がるのでは
ないかと予想していたそうです。
実際、補欠対象者の中には、面接試験の点数も良く、
医師なりたいというモチベーションも高い、
優れた受験生の方々がたくさんいたそうです。
そういった点数も志も高い受験生の方々に
入学してもらいたいという思いもあり、
来年度からセンター試験利用入試の
募集人員を増やしたそうです。
また、愛知医科大学医学部と言えば、
何と言っても今年度の入学者の女子比率が
48.6%とほぼ5割であることがあげられます。
女性医師特有の出産・育児の問題についても、
大学病院内に院内保育所を作ったり、
今年の6月には女性医師のキャリア相談窓口を作ったりと、
様々な整備を進めているそうです。
愛知医科大学と言えば、ドクターヘリで有名ですが、
フライトドクターの中に女性の救命救急医がいて、
メディアなどにもよく取り上げられているそうです。
8月にあるオープンキャンパスでは、
ドクターヘリも見学させてもらえるということなので、
興味があれば見に行ってみるのもいいと思います。