このところ、私立医学部の推薦入試に関する
お問い合わせが増えてきました。
本格的に推薦入試が始まるのは11月からですが、
メルリックスでは今週末から、
各大学の推薦入試対策講座がスタートします。
中でもお問い合わせが多いのは、
東京女子医科大学の公募推薦、北里大学の指定校推薦、
そして東京医科大学の公募推薦といったところです。
先日は受験生のお母様が
わざわざメルリックスまでお見えになって、
北里大学医学部の指定校推薦入試について
詳しい話をお聞きしたいと言われました。
北里大学の指定校推薦ではA面接とB面接という
独得の面接試験が行われます。
適性試験は実は学科試験に近く、
これがまたちょっと変わった英語や数学、理科です。
また、小論文は毎年傾向が違います。
その辺りを、過去に合格した方々の報告アンケートをお見せして、
詳しくご説明させていただきました。
また、お電話でのお問い合わせも非常に増えています。
多いのは出願資格の評定平均値に関する質問です。
募集要項に「4.0以上」とある場合、
4.0しかなくても大丈夫でしょうか?と聞かれます。
詳しい説明は省きますが、
結論から言うと、ほとんど気にする必要はありません。
評定平均が足りているのなら、胸を張って受けて下さい。
また先日、これも受験生のお母様から
「東京女子医科大学の公募推薦と聖マリアンナ医科大学の指定校推薦は
どちらが受かりやすいでしょうか」というご質問をいただきました。
私立医学部入試は、指定校推薦と言えども
倍率が3倍を超えることもあります。
唯一、東京女子医科大学の指定校推薦は
ほぼ受験者=合格者でよほどのことがない限り、
不合格にはなりませんが、
他の私立医学部はそうではありません。
ちなみに昨年の聖マリアンナ医科大学の
指定校推薦は2.5倍でした。
聖マリアンナ医科大学は指定校が300校以上ありますので
公募とそれ程変わらないと考えても良さそうです。
また、試験内容が大学によって全く違いますので、
この場合もどちらが受かりやすいとは一概には言えません。
それぞれの推薦入試の内容を詳しくご説明して、
試験内容が自分に合っている大学を受けるのも
ひとつの考えでしょうというお話しをさせていただきました。
推薦入試は過去問が公表されていない大学がほとんどなので、
試験内容をどこまで把握しているかがポイントになります。