11月5日（金）に東海大学医学部一般編入学試験の
合格発表がありました。

今のところ20名（※11/26現在）の方から合格のご報告をいただいていますが
その中でも45歳の男性の方と、ある女性の方のことが
強く思い出されます。

45歳の男性の方は本番の個人面接で、
相当突っ込まれたようです。
試験を終えて帰る時は、完全に「ダメ」だと思ったようです。

しかし、個人面接で圧迫されるのは
彼のキャラクターからして十分あり得ると思っていましたので、
合格を聞いた時には案の定と思いました。

彼とはいったい何回、個人面接の練習をしたでしょうか？
しっかりとした事前の準備が彼を支えたのではないかと思います。

45歳での勇気ある挑戦で見事結果を出してくれたわけで
こちらまでうれしくなってしまいます。

もう一人の女性の方はグループ討論に問題がある方でした。

いわゆる「クラッシャー」というタイプで、
大学の教員としては入学してもらっては困るタイプの方でした。

一番最初にグループ討論の練習をやった時に
「この人、どうしちゃったんだろう」と思いました。

ただ、クラッシャーになっていたのは彼女の本来の姿ではなく、
グループ討論に対しての変な思い込みから来ているものでした。

「このグループ討論はなぜ課せられるのか」というところから
説明をすることで、
少しずつ自分の思い込みの呪縛から解放されていったようです。

最後のグループ討論の練習では非常に落ち着いて
討論に参加して下さり、「これなら」と思いました。

他の参加者の方からも「あの人ずいぶん良くなりましたねぇ」
という感想を聞きました。
明るいキャラを活かしていい医者になってくれるものと思います。

個人面接やグループ討論の練習では
私も他のスタッフも本当に忙しい思いをしましたが、
合格のご報告をいただくと私達も頑張って良かったと
心の底から思います。

うれしいことに合格された方達から
「みんなで祝賀会をやるのでぜひ参加してほしい」
と言っていただきありがたい限りです。