昨日、東京医科大学推薦入試の発表があり、
2人の受験生から合格の報告をいただきました。
そのうちの一人は、本人も一生懸命でしたが、
お父様も熱心でした。
面接の練習はかなりやりましたが、
時々お父様も同席されました。
私はかまわないのですが、
普通は受験生が嫌がって
親御さんが模擬面接の様子を
間近で見ているということはまずないのですが、
この方の場合は父子で戦うといった感じでした。
恐らく、面接の練習を終えて家に帰って、
私に注意された点をどう言い変えるか、
父子で考えていたのではないでしょうか。
父親が前面に出過ぎると高校生が言う答とは
かなり雰囲気の違う答となることがよくあります。
専門的過ぎていたり、
妙に大人びていたりです。
私もその点を特に注意して模擬面接を行いました。
この年代の方達の父子関係は難しく、
親が主導し過ぎると受験生の自立心を損ねるのですが、
この父子は私から見ても
いい関係を築けていたと思います。