先日の願書記入会で、生徒一人ひとりそれぞれの
受験校の入学願書を渡して、
ほぼ出願準備は終わったようです。

今週は、一人ひとりの受験校を確認していますが、
中にはまだ受験校を決められない生徒もいます。

どの点で迷っているのかを確認し、
一緒に考えていきますが、
「志望理由などが書けないから受験をためらう」
という生徒がいました。

確かに大学ごとにその大学の志望理由を書くのは
受験生にとっては大変かもしれませんが、
必要以上に時間をかけ過ぎるのもどうかと思います。

受験生が「どう書いたらいいのか分らない」と言う
出願書類のひとつに東京女子医科大学の自己評価書があります。

女子医の自己評価書を添削すると
よく「志望理由」を書いてくる受験生がいますが、
それでは要求されたものとは全く違うものに
なってしまいます。

まず、入試要項をしっかり読んで下さい。
そこには自己評価書に何を書いてほしいのか
女子医大からきちんと指示が書いてあります。
それに従って書けばいいのです。

自己評価書の一番最後は
「自分は医師に必要な資質を備えている」とか
「自分は医学を学ぶにふさわしいと考えている」
といった感じになります。

ちなみに女子医大の自己評価書が書けないと言ってきた
生徒の自己評価書はいくつか話を聞いて、
私が書いています。

自己評価書を書く時間があれば
一題でも問題を解いてもらいたいと考えています。