先日、再受験生のお母様が来校されました。

お話をお聞きするとお子さんは
医学部を目指して2浪したものの
思うような結果を出すことができず、
薬学部に進学したそうです。

薬学部に進学したものの、
「やっぱり違う」とご本人が感じられ、
医学部を再受験することを
決めたとのことです。

去年までの浪人中は大手予備校で
勉強されていたとのことですが、
「医学部入試の情報は全く教えてもらえなかった」ので
メルリックスに相談に来たということでした。

医学部入試についていろいろとご相談を受けましたが、
今年の受験校をお聞きしたところ
順天堂大学医学部は一般と東京都地域枠を
受験されるとのことでした。

順天堂大学医学部の一般は
1次試験の時に小論文も書いてしまうので、
順天堂大学医学部の小論文の資料を
差し上げました。

ここの小論文は独特で、
絵や写真、詩などが提示され
それを見て自由に書くというものです。

そのことを知らないで試験を受ければ、
大変なとまどいを感じるでしょう。
知っているか知らないかで
大きな差がついてしまうのは
当然だと思います。

東京都地域枠ですが
去年は考えたこともなかったとのことでした。
「目にしていたはずなんですけど…」
とおっしゃっていました。

国公立医学部を受験されていて
防衛医科大学校は合格したとのことですから
順天堂大学医学部の東京都地域枠も
十分チャンスがあったと思います。

ちなみに防衛医科大学校は
悩みに悩んで辞退したそうです。

東京都地域枠のお話をする中で、
東京慈恵会医科大学は受験するとのことですが、
杏林大学にも東京都地域枠があることを
ご存知ありませんでした。

「杏林大学医学部なら自宅から自転車で通える」のに
杏林大学医学部の東京都地域枠はノーマークでした。

「ぜひ受験させたい」とのことで
出願締め切りを確認すると
なんと明日必着！！でした。

調査書などはあるとのことでしたので、
生徒用の在庫から杏林大学医学部の
入学願書一式を差し上げました。

東京都地域枠は順天堂大学、杏林大学、東京慈恵会医科大学の
医学部入試で実施されます。

学費を東京都が全額引き受けてくれるこの制度を
まだご存知ない医学部受験生も
少なくないのかもしれないですね。

正確で最新の医学部入試の情報に
もっと貪欲になっていいと思います。